内容説明
ある者にとっては学校生活一番の楽しみ、またある者にとってはこの上なく憂鬱なケッタクソ悪い行事―修学旅行。もちろん、鴫や夏女は後者だった。かけらも行く気がない鴫を、説得する譲たち。当日無事出発時間に姿を現した彼らだが、集団行動の苦手な鴫たちのこと、無事&簡単に修学旅行が終わるはずもなく…!?学校残留組(?)・天沼のその頃を描いた「天沼先生も実は眠らない・前篇」も収録。
著者等紹介
菅野彰[スガノアキラ]
2月2日生まれ。埼玉県在住
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感想・レビュー
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たまこ
10
下巻と合わせて2001~2004年初出。高校2年の長い長い修学旅行の始まり。夏の京都が主な舞台。思いがけない展開にじりじりと汗をかく思いで読みました。ちょうど自分も真夏の京都を歩き回った前後に読んだこともあり臨場感がすごかった。後半は旅行に引率せず居残った天沼先生とその弟の話。2016/10/08
扉のこちら側
0
初読。2010/02/04
yourkozukata
0
同時収録の「天沼先生もじつは眠らない」が秀逸。妹はなぜ愛さないかと責め、弟はなぜ憎まないのかと責められる人生って。2008/10/05
yatyu
0
久喜市2024/03/21