内容説明
「拉致された麻薬の売人をイエロー・タウン・マフィアから奪取せよ」。それは、銀河連邦宇宙軍中央本部からルシファードへ下った秘密指令。ライラは実戦へ赴き、想像以上に強力な武器を装備した「敵」と直面する。退屈なほど平穏そのものに見えた惑星バーミリオン。だが、その裏には尋常ならざるものが蠢いている…！？後方支援にまわったルシファードは、手強い電脳犯罪課・“守護天使”を擁する都市警察を出し抜き、ライラたちを守るため、電脳戦のまっただなかへ…！ルシファの異能が炸裂する！ＳＦマインドあふれる人気シリーズ第四巻。
著者等紹介
津守時生［ツモリトキオ］
横浜市在住。多戸雅之名義で執筆の「緑の標的」（小説ウィングス創刊号）でプロデビュー。その二年後、津守時生名義で本格的にプロ活動開始（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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はつばあば
33
再読。今、現実社会ではロシアがウクライナを攻め、北朝鮮は武力を誇示し、ミャンマーでは軍政主導。たった一つの地球と言う星の中で自然災害と戦いながらなんで人の命まで奪う暴挙にでるのか。この先の未来はあちこちの惑星を支配し、人はドラキュラのように不老不死となり、AIを使いどこまで傲慢になっていくのだろう。それでもこういう本を読んで・・再読までしているボケ婆がいる。しかし今度生まれ代われるならAIを自由に操れる程の能力を持ってみたいものです。iPadもパソコンも難しくて読み友さんのお世話に。娘には怖くて聞けません2022/04/18
はつばあば
30
随分前に書かれた本だと思うけれど電脳戦て？？。コンピューターを使って？。今のAIのようなモノ？。凄いですねぇ。男の子の世界って凄いです。女の子は逞しく、男の子は見目麗しい・・。ついてはいけない世界ですがテレパシーとか瞬間移動など超能力系は好きです。もちろんこの世界についていくには、騎士様シリーズのように異世界モノではなく、宇宙が相手ですのでそれなりに難しいですが楽しませてもらっています(^^♪。2022/04/09
まりもん
15
都市警察のレッドとの電脳戦はまさにルシファーの得意分野らしく生き生きしている。ライラの方も予想外の武力戦と大変。 ニコル登場でちょっと人間関係が良い意味で複雑化。2012/01/20
カナン
14
再読中。近未来…ではない未来のミリタリーSF物語。意志薄弱な者に対しては容赦なく、一生再起不能に陥ってしまった方が増しってほどのきつーいお言葉をくれてやる超美形の無敵で無神経な主人公ですが、一方で誰よりも大らかにしっかりと相手の本質や根本を見抜いて受け入れようとする桁外れの器のデカさが魅力。「弱い部分にも気付いたが、幻滅は感じなかった。だれの心にも弱くもろい部分はある。おのれの弱さに負けない強さがあればいい。」 人間正しくその通り。無様で脆弱で矮小な自分自身と真正面で向き合って、初めて人間らしくなる。2014/01/17
フキノトウ
11
ミツガシラ少尉やら、カジャやら、ニコラやらルシファード好きがたくさん出てきてワクワクします＾＾うーん、でもニコラはルシファードをからかっているだけなのかな？2013/07/22
