新書館ウィングス文庫<br> 海馬が耳から駆けてゆく〈1〉

新書館ウィングス文庫
海馬が耳から駆けてゆく〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784403540318
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

内容説明

その時、姉弟は遭難しようとしていた。どうということのない(ように見えた)川で―。その夏、作者と作者の弟を襲った、人生最大の事件とは…!?波瀾と爆笑に満ちた愛すべき日常を綴る、菅野彰の大人気エッセイ、ついに文庫化!!「海馬が耳から駆けてゆく」、「ネイキッド・ソウル」、そして様々な雑誌で書き綴ったショート・エッセイを集めた「雑文」を収録。

目次

海馬が耳から駆けてゆく(人の話は曲がりくねり歪むという話;実は弟は人間だった、という話;旅人の話;恐い旅人の話;とりとめのない話)
ネイキッド・ソウル(交通規則を守りましょう;でも●部先生好きよ;悲しい話 ほか)
雑文(LOVE LETTER;etc.)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうぺい

9
古書にて。人から紹介されて。初読。菅野さんのエッセイは、潰れそうな店のルポエッセイかなんかを遠い昔読んだ気がする。面白かった。イヤミのない文体で、くすぐりも程よく入り、熟練の腕だなあーと感心させられます。人からは爆笑したーなんて言われたけど、爆笑するほどではなく、ニヤニヤする感じですね…というのも、自分が菅野さん側に居るからなのか笑 やはり、男には書けない文体のエッセイなので、なるほどなあと。中身は現在、過去と縦横無尽に。 また、機会やその気になれば続きを読もうかなー。2022/08/20

RED FOX

8
笑った。なかなか身体を張った過去現在のエッセイ。文章の癖に慣れたら後はエピソードに引き込まれてハラハラドキドキいきます。 2014/04/21

RED FOX

7
前回は家族の話に圧倒されてましたが、今回は免停講習の話に笑った笑った。前書きで、27歳乙女の頃の野ションを書くハングリー精神に改めて感嘆。2014/08/14

りつか

6
気持ちが沈みがちなときにはエッセイ、という習慣になりつつある。菅野彰さんの作品、思えば私にとってはBLの入口みたいな感じだった。また読みたいな。2020/02/14

でんか

6
蔵書整理で再読中。エッセイ集。もう、めちゃくちゃ笑える。なんだろう、ネタ自体ももちろん面白いんだけど、文章のテンポの良さとか、言葉の選び方が上手いんだろな、と思う。「続・海馬が~」シリーズを含め、結構続きが何冊も出てるんだが、やはり、この1巻を含めた初期の頃が、イキオイと面白さピカイチ。BL作家さんですが、別にそういうネタがわんさか盛り込んであるわけではなく、日常の一ページ的なエッセイなのでご安心ください。2017/10/21

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