内容説明
伊藤典夫の序文は、まさに「１０分でわかるＳＦ入門」。ヴォネガットからイーガンまで、文学の最前線を一冊に凝縮！あなたもほんとはエイリアン！？ＳＦの凄さを思い知らせる現代の名作２０１冊。
目次
祈りの海（グレッグ・イーガン）
バラヤー内乱（ロイス・マクマスター・ビジョルド）
『ハイペリオン』四部作（ダン・シモンズ）
順列都市（グレッグ・イーガン）
ワン・オヴ・アス（マイケル・マーシャル・スミス）
アラビアン・ナイトメア（ロバート・アーウィン）
宇宙消失（グレッグ・イーガン）
ゾッド・ワロップ あるはずのない物語（ウィリアム・ブラウニング・スペンサー）
スノウ・クラッシュ（ニール・スティーヴンスン）
レッド・マーズ（キム・スタンリー・ロビンスン）〔ほか〕
著者等紹介
伊藤典夫［イトウノリオ］
１９４２年、静岡県出身。早稲田大学第一文学部中退。日本を代表するＳＦ翻訳家。６０年代、『ＳＦマガジン』誌上に連載していた「ＳＦスキャナー」において多くの海外ＳＦを日本に紹介。その翻訳活動を含め、後の日本のＳＦシーンに多大な影響を与える
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほうすう
9
1970年代前半から2000年まで、20世紀に日本で刊行された翻訳SFの名作を紹介するといったもの。そのため当然ながら今見るとやや古いと思うこともあるが今後の読書の参考になった。グレッグ・イーガンが特に強く絶賛されているようなので積極的に読んでいきたい。また、編者である伊藤典夫さんのSF観が分かる「はじめに」は今なお一読の価値があると思う。2019/06/08
あさひ
3
ささっと流し読み！知らない本も多くて勉強になった。がしかし！手に入らなさそうなものが多くて困る。2012/12/13
Mr.deep
2
また読まなきゃいけない本が増えた・・・。それはそれとして書評をブンガクに昇華できる山本弘って天才なんだなあと改めて2021/02/21
王天上
2
ディックくらいしか読んでいないので、来年はSFの名作を読みまくってやろうと思い、いろいろブックガイドを読んでいます。その中ではこの一冊が分かりやすくて役に立ちました。久しぶりに読みたい本目白押し状態になったのでワクワクしております。2015/12/10
なお
2
読みたい本が増えるばかり・・・・・2013/07/12
