感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
97
安野モヨコファンなので、フィーヤン連載当時からなんとなく読んでいた。お洒落な安野先生が、オタクの神様である監督を選んだ世紀のアンノ婚(安野&庵野)。シンエヴァ、プロフェッショナルと見て、猛烈に読み返したくなってDL。乙女な監督がぎっしり詰まってる。新婚当時だからラブラブだと思っていた二人は会社を立ち上げ、2021年、遂にエヴァを完結させた。巻末に安野モヨコ作品について語る庵野監督がいるんだが、現実逃避して終わりじゃなくて、読み手に力が残る作品って、それエヴァじゃないか。ああ、続編も早く書籍化して、早く!!2021/03/26
中玉ケビン砂糖
77
、いわゆる「スキル高い女子」を描くイメージのあった「アンノ」さんがオタクのなかのオタクである「アンノ」さんと結ばれちゃうって出来すぎだよなー(字も違うし)、と思いつつも小ネタが多くて面白く、徐々にオタクに染まっていってしまうモヨコさんには、せめて「孤高の女」たちの最後の砦であってほしいなーとも思い、しかし家庭を持つということの重大さは看過しがたく、それは「エヴァ破」における、「庵野が伴侶を得て人間として成長した証左」というよくある一般論にも成程な、と思いつつ、、、2015/01/09
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
68
これは夫婦の話で良いんだよな?!( •̀ㅁ•́;)2019/12/22
ゼロ
65
庵野秀明ことカントクくんと安野モヨコことロンパース。2人の面白おかしく描いた日常をエッセイにしたのが本作品です。カントクくんはあの新世紀エヴァンゲリオンの監督であるためにオタクです。今のオタクとは違って、知識もあり、量も見てきた本物のオタクであるため、話している内容にはついていけなかった…。でも、楽しそうに話しをしているカントクくんと振り回されているようで実は思いっきり楽しんでいるロンパース。このエッセイには愛を感じました。巻末には奥さんへの愛の告白が書かれており、幸せを感じることができる作品でした。2016/02/29
atori
63
すごい。 監督のことが、すっっっごく可愛く見えてきて、読み進めるごとにそれはモヨコ先生の愛ゆえなのだと苦しいくらいに思い知る。 それと同時に、庵野監督が最後に語った「だからこそ、自分の持てる仕事以外の時間はすべて嫁さんに費やしたい。そのために結婚もしたし、全力で守りたいですね、この先もずっとです。」という言葉、お互いを尊敬しあい、程よく力を抜きながら大切に想い合っていることが伝わってきて、ちょっとほんと涙出た(笑) 笑えるというよりも、意外にも感動した一冊だった。2014/12/01