脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?

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  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396681135
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0095

出版社内容情報

私たちの脳は、こんなにもロマンと謎と驚きに満ちていた!
●海馬を鍛えれば記憶力は上がるか
●人が思いこみをする理由
●バイオリニストの「指」の脳領域
●「わたしにはこの人しかいない」このとき脳では何が!?
●思い出す、という脳作業の不思議
etc.

内容説明

恋愛、ダイエット、不眠、ド忘れ、ストレス、アルコール…脳のすごさがわかった。

目次

記憶する―「海馬」はどれほど凄いか
疲れを溜める―記憶とストレスの意外な関係
思い込む―虹はほんとうに七色か?
やる気になる―モチベーションはどうやって高める?
理性を失う―アルコールでストレスは解消できるのか
ド忘れする―それは「歳」のせいではなかった!
言い訳する―脳に言い訳させる「変化盲」って何?
熱中する―脳の出来、不出来を決定づけるものとは
錯覚する―ヒトも動物も、なぜか“赤”が勝負強い
期待する―当たらないのに「宝くじ」を買ってしまう理由〔ほか〕

著者等紹介

池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970年生まれ。薬学博士。東京大学大学院薬学系研究科・講師。日本薬理学会学術評議委員。2002~2005年、コロンビア大学生物科学講座客員研究員。1998年、海馬の研究により、東京大学大学院薬学系研究科で薬学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

20
脳に関するいろんなお話を、科学的根拠に基づいて説明してくれる本書。全体的に興味深く面白い話が多かったが、中でも『やる気を出す』の項目が衝撃的であった。なかなか考えにくいが、普通、脳から信号を出して身体を動かすんじゃないの?それが逆なんてね。そういや茂木さんの本でも先ず動いてみるとあったなー…ニーチェもそれらしいことを言ってなかったかな?あとはプラシーボ効果の話。病は気からと言うけれど、心は感覚を支配するということ。ふと思ったけれど、脳より身体、身体より心であるならば、必然と心を鍛えるべきなのか?面白い☆2015/10/05

びっぐすとん

16
【蔵書登録】図書館、文庫本で読了。新品同様の本を220円で見つけたので購入。2021/02/01

マル

11
脳科学者、池谷さんの初期の頃の著書です。本書の後に出版された池谷さんの本を数冊読んでしまっているので、本書で書かれていることのほとんどは自分にとっては既出のものばかりでした。まだ池谷さんの本をお読みになったことがない方にはとっつきやすいと思います!DHAは脳に良いと言われておりますが、カレーも効果があるそうです!カレー成分のクルクミンが脳の劣化を抑えてくれるらしいです。インドの方にアルツハイマー病が少ないことから、そうではないかと考えられるそうです。よし、もっと意識してカレー食べよう‼️2016/07/12

11
図書館で借りた。ざっくり斜め読み。話し言葉なので読みやすい、またそのうち借りるかな。2013/03/31

あまね

6
なかなか興味深いお話がいっぱいで楽しめました。なかでも、海馬の性能そのものは年を取っても衰えないというのは、目からウロコ!年を取ったらから何が変わるか?というのは、シータ波(知的好奇心や探索心がある時にでるもの)をたくさん出すことが出来るかどうか。『年を取ったらマンネリ化に打ち勝たなくてはならない。世の中は面白くてワクワクする事に満ちている。それを自分でフタしてはならない。』仰るとおりです!2016/01/27

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