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出版社内容情報
最近、あの“動き”しなくなったね。
みうらじゅんさん対談収録!
オレ自身が「絶滅危惧種」だって気づかされた!
インターネットやスマホなど、技術の進歩はますます速くなっている。ついこの間まで当たり前のように使っていた物も、気づけば目にしなくなっていることも多い。そうした「物」は、もしかしたら博物館に保存されるかもしれない。だが、物に付随して行っていた私たちの「動作」は、どこに保存されるのか。それらを「絶滅危惧動作」と名づけ、集めたのが本書だ。すでに絶滅の危機に瀕しているものから、もうすぐなくなりそうなものまで。100種類の動作をイラストで解説。
内容説明
すでに絶滅の危機に瀕しているものから、もうすぐなくなりそうなものまで。100種類の動作をイラストで解説。
目次
レベル5 やったことがない日常生活で見たこともない動作
レベル4 ちいさい頃に何度かやったことがある動作
レベル3 かつてはやったけど、今はやらない生活の中でもあまり見なくなった動作
レベル2 そういえば全然やってない動作
レベル1 ここ最近でだいぶ頻度が下がってきた動作
レベル0 今は普通にやっているけど、今後なくなってもおかしくない動作
著者等紹介
藪本晶子[ヤブモトアキコ]
グラフィックデザイナー。1994年東京都生まれ。2017年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2019年同大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
175
近年見ること、することが激減した動作をイラストとランク付けで紹介。載っている動作の約9割はやったことがあるし他の1割も見たことがある。読んでいてそういえばマッチを擦ることが少なくなったし缶詰もパッ缶、トイレは洋式が主流だし、鉛筆を削る行為もシャープペンシル。今でもDVDを見ていて巻き戻すというし、チャンネルを回すと言うし、くわえタバコもタバコを吸うことさえ減ってきたな。(もうやめたけれど)他にもいろいろ出ていたので興味のある方はどうぞ、昭和度チェックだね^^ 図書館本2021/12/17
trazom
162
すでに絶滅した動作から、最近頻度の下がって来た動作、今後なくなってもおかしくない動作まで、6つの絶滅危惧レベルに分けて100項目の動作が紹介されている。著者は、東京藝大美術学部デザイン科卒業のグラフィックデザイナー。学生時代に課題で描いた動作のイラストを基に「絶滅危惧動作」としてまとめた構想力は天晴である。一つ一つの動作に添えられたコメントにもう少し深みがあったらとは思うが、でも、この本は、その動作にまつわるいろんな思い出を読者に想起させるのが狙いだとしたら、多くを語らないのが正解かもしれない。2022/02/07
美紀ちゃん
147
表紙を見ただけで、もう面白い。学校に所蔵したが中学生には理解できないかもしれない。なぜそんな動作をしなければならないのか?大人と会話してほしい。昔はこうだった!と盛り上がりそう。例えば部屋の電気を消すときにヒモを引っ張って消すタイプの電気を見たことがある中学生はもういないかもしれない。ちなみに私は寝る前に本を読んでいたので、電気のヒモを床に届くくらい長くしていた。文化の発展を感じる本。面白い!2023/09/05
けんとまん1007
131
これはこれは、着眼点の勝利!確かに、人の動作は生活様式の変化に伴って、どんどん変わっていくものだ。そうかあ~、あれもこれも無くなったよなあ~と、感慨深いものがある。書かれている絵だけから、想像できないものもあるなあ~。2022/03/08
みかん🍊
108
朝のテレビで紹介されていて面白そうだったので読んで見た、今ではもうやらない動作や昔やったことある動作、今ではあまりやらない、そう言えばやらなくなってきた、これからなくなりそうな動作など5段階に分けて紹介されている、そろばんとかドアを回すとか今でもあるんじゃないのとは思うけど、コロナの影響もあって大人数で乾杯とか胴上げとかなくなっていくんだろうか、設備の進化でなくなって行く動作がどんどん増えて行くんだろうな。2021/11/21