内容説明
「地球、しかも4000年前のシュメール!」九鬼虹人は激しく動揺した。彼らは古代の地球に来て、神々の戦いに巻き込まれていたのだ。九鬼はいま、竜の神に対面していた。神は「未来」を聞くために彼らをこの地に招いたのだという。しかし、未来を語れば、九鬼もまた預言者として神に列せられる。一行は神の言葉を確かめるため、古代の日本に向かった…。壮大な文明の謎に挑む前人未到の大作ついに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
初美マリン
106
古代シュメールと日本の神話との繋がり、未来を知っているものにとって歴史とは、更にその中でも生きる意味を探す。最後の最後の場面になってこの作品読んだことがあったと思い出した2021/06/26
九曜紋
3
再読本。平成4年(1993年)刊行。2020/10/31
リュー
0
★★★★★★2013/09/09
小林ミノリ
0
神の象徴であり神そのものでもある「龍」、一神教的世界観で生きてない人にとっては非常に受け入れやすいしワクワクする仮説なんだけど、敬虔な信仰を持った人には受け入れられない物語なのだろうなきっと、今を豊かに生きるため、過去にも未来にも無限の想像力を遊ばせることは、人にしか出来ない高度な遊戯なのだなと感じます。