内容説明
怒りの危険性と予防法を医学的に初めて明かした画期的な一冊。
目次
第1章 その「怒り」があなたの人生を狂わせる
第2章 「怒り」が目に見えるようになった
第3章 そのとき、体はこんなにも傷ついている
第4章 この習慣で「イライラしない体」をつくる
第5章 人生を9割よくする怒りのコントロール法
第6章 それでも怒ってしまったときの「意識法」
終章 怒らなければこの1割もうまくいく
著者等紹介
小林弘幸[コバヤシヒロユキ]
1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。順天堂大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学医学部小児外科学講師・助教授を歴任。現職に至る。20年以上に及ぶ、外科・移植外科、免疫、臓器、神経、水の研究から、交感神経と副交感神経のバランスの重要性を痛感。日本初の「便秘外来」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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積読亭くま吉(●´(エ)`●)
90
★★★★感じてしまった怒りを如何に逸らして「機嫌良く」過ごすか。機嫌が悪いのは「悪」である。ましてそれを撒き散らすなんて、言語道断。と、思っている(´-ω-)ウム、ほんとだ。本心ではあるが、儘ならぬ。私だって腹は立つ。迷い惑い躊躇い失望し、不安になる。感情を完璧ににコントロール出来たら、とっくに新興宗教でも興して開祖の身だ。私が誰にも寄りかかること無く、私だけの力で、地に足つけて、フラットに機嫌良く穏やかに居る。そうなれたらと心から思う。あなたが幸せなら、それで良い。心の底からそう思える私になりたいのだ2016/12/06
きつねこ
43
怒ることでストレス解消しているかと勘違いしてましたが 実は自分を傷つけてるんですね。怒る気持ちを何かに転嫁しないといけないな。で タメイキはやめなさいと言われるけど実は体に優しい。いつも笑顔で または笑顔のふりをして たまにタメイキ。練習してみよ。2015/08/30
ユズル
26
後でノートにまとめようとしたら、付箋だらけになってしまった…(((^_^;) そのぐらい、怒りが体におよぼす影響と危険性を感じました。自律神経と脳を鍛える。今後の私の人生の課題。2019/08/25
太鼓
11
怒りは心身を、ひいては人生を濁らせる。自律神経が乱れると活性酸素が出て酸化(老化)が進んだり、集中力がなくなったりして、良いことはない。だから怒りを覚えないようにするか、怒りを感じてしまったらふつふつとした感情もろとも浄化した方がいい。その方法について書かれています。自分を客観的に見つめ、冷静に状態を把握する。そして1対2呼吸法による生理的処置。しかし、それでも悔しい思いは見返すために取っておく、というのが強く心に残りました。すーっとしました。自分を鎮めるだけじゃなくて、どこかで燃え上がらないとね。2015/11/11
もりけい
8
時間ぴったり到着する人の方が余裕をもって着く人よりイライラが募るそうな。そういえば昔会社にギリで到着していたけど、しんどかったので30分前に着くようにして現在に至ったことを思い出しました。2017/06/17