内容説明
「日本が世界で尊敬されてるってのは嘘」「日本人が勤勉で責任感があるというのも大嘘」「何か考えを突き詰めて議論するよりも、『空気』に合わせることの方が重要」「不幸の押し付け合い」―それが、今の日本。「クレクレ病、何でも人のせい、傲慢で怠け者」―世界は今のJapanをこう見ている。日本生まれでロンドン在住、元国連職員の「ツイッター芸人」あのMay_Roma、初の完全書下ろし。
目次
1章 ニッポンはなぜ貧しくなったのか
2章 ニッポン人の働き方はこんなにおかしい
3章 グローバル人材ってなんだ?
4章 文明未開の国―本当に「貧困」な日本社会
5章 ドメ思考では取り残される!世界と日本のこれまでとこれから
6章 2020年を生き抜くために
著者等紹介
谷本真由美[タニモトマユミ]
1975年、神奈川県生まれ。シラキュース大学大学院修士課程修了。ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連食糧農業機関(FAO)などを経て、現在はロンドンの金融機関で情報システムの品質管理とITガバナンスを担当中。その傍ら、ロンドン大学教授である夫とともに日本人の英語指導にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
109
日本が如何に狭い世界の中で回っているのかがよく分かる。外国人から見ると意味不明なことも多いこともわかるが日本の一つの価値観だし、それがいやなら変えて行かなければいけないなぁと思った。2013/03/31
GAKU
55
今更こんな話。古臭い。何処かで聞いたことがあるような話ばかり。途中斜め読み。 2017/03/09
あかは
43
とても体力のいる本でした。頭が柔らかいうちに読んだら、こんなに苦労しなかったかも。日本にもいいところはあるだろうけど、自画自賛的な番組は私も懐疑的でした。本当にそう思っていたら、井の中の蛙ならぬ井の中の日本です。世界のこともっと知ろうと思わされました。あと、英語ね、英語……。せめて英語がわかれば情報収集も楽に出来そう。2022/06/04
太田青磁
37
払った費用以上の労働を要求したり、なんでも細かくて完璧性を求めたり、そもそも従業員の待遇が悪い日本の労働環境、実は日本にとって自分の首を絞める大問題・実社会では「考えること」が子供の人生を左右していく・議論になった時に、理論的に物事を説明できる「素養」がないと、簡単に言い負かされてしまう・元締めが莫大な収益を得る、というねずみ講の仕組みをバカにする方は大勢いますが、日本は、業界の仕組みが「ねずみ講」になっている場合が少なくない・権力者が言うことを盲目的に信じていると、逃げるタイミングを失ったりして死ぬ2014/11/24
はるき
31
タイトルは厳しすぎるが、先行きが不透明なのは動かしがたい事実。まずは、シビアに現実を直視することからかな。そしてまず、自分のやるべきことをキチンとやる。まずはそこから。2017/01/16