売国者たちの末路―私たちは国家の暴力と闘う

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396613341
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

内容説明

衰退するアメリカ、小泉・竹中政治の闇と終幕、財務省利権、政権交代を阻止する勢力、地獄へひた走る世界経済、―新たな時代を予測する、衝撃の対論。

目次

1章 世界史の転換が起きている
2章 破裂した金融爆弾
3章 売国の構図
4章 国家の暴力
5章 売国者はこうしてつくられる
6章 国策捜査、暗黒国家
7章 地獄へひた走る世界経済

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。1953(昭和28)年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。米国の政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論の分野で画期的な研究と評論を展開。日米の政財官界、シンクタンクなどに独自の情報源を持ち、「民間人国家戦略家」として執筆・講演活動を続ける

植草一秀[ウエクサカズヒデ]
1960(昭和35)年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵省財政金融研究所研究官、京都大学経済研究所助教授、スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、野村総合研究所主席エコノミスト、早稲田大学大学院公共経営研究科教授、名古屋商科大学教授を経て現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役社長。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門第1位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mazda

33
小泉・竹中の日本滅亡計画のさなか、反旗を翻した植草氏。氏の主張を読むと、まさに今の日本が行っている政策そのもので、小泉の緊縮財政に一貫して反対していたことで、濡れ衣を着せられたものと想像します。彼の主張を聞く限り、冤罪であることは間違いないと感じました。中川元大臣の酩酊会見も、彼がアメリカに金融危機の責任をとるよう主張していたため、アメリカ寄りの財務官僚にはめられた、という見方ができるようです。植草氏の裁判の様子を読むと、三権分立って教科書の中だけの話だな、と思わざるを得ません。2014/11/14

mj

22
タイトルの意味がよくつかめなかった。サブタイトルは内容をよく表しています。当時の文脈に当てはめると、植草氏の弁明は説得的。民意はないがしろにされる。アメリカ様には逆らえないか。いや、工作員が入り込んでいて、それと知らずにアメリカの利益に奉仕し、日本の「国益」を損ねるのなら、良くはないけどそう言うものかと諦めもつく。それが、アメリカのどこそこの組織図からの指示を受けて、日本の誰ソレがその走狗となる...なんていうのを読むのは辛い。2018/05/16

金吾

13
言っていることは正しいと思える部分も多々ありますが、やはり著者に対する信頼がかけるためか眉唾物かなとも思ってしまいます。民主党政権前であり、政権交代待望論ですがその結果は今に至るまで悪影響を及ぼしているのかなと感じます。2021/05/15

しょうたろう

7
植草さんを知るうえで重要な一冊であると思います。小泉・竹中か中田宏か高橋洋一か、そして植草なのか。本書を読んだうえで読者はもう一度正しいものは何なのかを判断しなければならない。2012/02/25

梅屋敷

6
民主党政権前の本です。政権交代の期待感が出ています…。植草氏が冤罪で、中川氏が陥れられたことが真実なら、本当にひどい話です。天網恢恢疎にして漏らさず。2014/10/08

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