内容説明
能楽師は、なぜ八十歳でも現役でいられるのか?…「能」の動きは脳と体に効く。
目次
1章 能楽師は、なぜ高齢でも現役でいられるのか?(「能」の身体作法の秘密;世阿弥の教え「体と用」;「能」に見る心と体の関連性)
2章 「和」の視点から知る、体の秘密(私たちの体も「陰と陽」でつくられている;陰陽から、私たちの体を知る;陽の背、陰の背から知る日本人の体)
3章 ロルフィングで体をゆるめる(楽な体をつくる「ロルフィング」;体がゆるむメカニズム)
4章 疲れない体を能の動きから習得する(「腹」を活性化させる身体作法;大腰筋を活性化させる身体作法;「背」を活性化させる能の動き;能から学ぶしぐさの作法)
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
1956年生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師であり、アメリカ生まれのボディワーク、ロルフィングの施術者でもある。ロルフィングとは、体のバランスを整えることを目的としたボディワークで、大リーガーをはじめとするプロのアスリートや、アーティストたちからも注目されている。日本で数少ない米国Rolf Institute公認ロルファーの一人。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳のときに入門。現在は、国内外を問わず多くの舞台を勤めるほか、小学校をはじめとする学校での能の特別授業など、さまざまな形での能のワークショップも行なう。朝日カルチャーセンターの講師でもある。また、人間心理学会や心理学関係の大学でもワークショップを行ない、心理学の分野でもその活躍はめざましい。能、ロルフィング、身体技法、教育、心と、幅広い分野で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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