サンダーバードで少々生き方を学んだ

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サンダーバードで少々生き方を学んだ

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396610920
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0074

内容説明

昭和30年代生まれの少年たちの心を捉えた「国際救助隊」には、実は上司(父親)と5人の部下(兄弟)の複雑な人間関係が渦巻いていた!大人にしかわからない「国際救助隊」の隠された真実。

目次

0 トレーシー家に、ようこそ!―昭和30年代生まれの僕たちは、サンダーバードで人間関係を学んだ?
1 トレーシー家に渦巻く愛と憎しみ―強く正しい父、忠実な長男は、家族からどう見られていたか?
2 国際救助隊、その隠された真実―「ミンミンの男の趣味」から「兄弟たちの性欲処理法」まで
3 サンダーバードの人間学―「1人のボスと5人の部下」を中心とした組織論としての読み方
4 予言としてのサンダーバード―作品の背景と未来社会への警告
5 サンダーバード・ストーリー255―テレビ放映全32話&劇場版映画2作のダイジェスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくのみ

2
兄弟の内面を深読みしすぎる著者のディープな思いに感動。 スコットの長男としての危うさ、過労死しそうな二男バージル、孤独な引きこもりジョンと体育会系ゴードン、愛され過ぎのアラン。さらにジェフに認められないブレインズ。組織論や現代家族の縮図まで見えてしまうのは、すぐれた脚本のあってのこと。子供向けとみせかけ、60年代の斜陽化していたイギリスの底力を見たような気がする。2013/05/09

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