日本人が忘れてしまった「日本文明」の真価

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日本人が忘れてしまった「日本文明」の真価

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784396610869
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0021

内容説明

ものまね文化だとか、中国の衛星文明などと言われることの多い日本文明。はたしてそうか。「日本にあって世界にないもの」を抽出していくと、自然と共生し寛容を旨とする日本独自の姿が見えてくる。そればかりか、近代以降、日本こそ中国の師であったのだ。いまこそ日本人は、日本人としての誇りを取り戻すべきである。

目次

第1章 世界の中の日本文明―中国ともまったく違うその特殊性と普遍性
第2章 「風土」で読みとく日本文明の特異性―太陽と水、日本を決定づけた気候と自然
第3章 なぜ日本が、平和で安全で清潔か―農耕民族と狩猟民族の比較からみた日本文明のルーツ
第4章 「手の文化」の国・日本―日本が最先端技術で、世界に頭抜けている理由
第5章 なぜ、日本人は時間に正確なのか―元号、節句、世界無比の「けじめ民族」の不思議
第6章 文化としての「日本語」―欧米語にも中国語にもない、その独自の世界
第7章 「大いなる和」の国・大和と日本―「神ながらの道」にみる日本人の信仰の形
第8章 なぜ日本文明が、21世紀をリードするのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

7
普段意識もしていない日本の当たり前、の不思議さを1つ1つ丁寧に取り上げて解説。あ~、確かに!とか、なるほど!とか、目から鱗な事柄満載。とにかく博識で、ユーモアも滲む文章なので、大変楽しく読了。平成11年発行のため?、古代認識の数行(P.91)にちょっと違和感がありましたが、日本文明とそれ以外の多くの文明の違いが一目瞭然!大変勉強になりました。 読みやすくてためになる、元気が出る名著。 おまけ:P.226 ”ヘンリー四世は「汝ら英国人よ、少なくとも一年に一度は風呂に入るべし」”には笑いました。 2020/05/02

TheWho

3
随分前に読んだ本だが、改めて読んでみると、「手」の役割の重視等気がつかされた事象が多々あった。結論では、日本文化は、西洋文化の闘争、排除、征服の文化とは違い、柔和、調和、融和等寛容な和の文化であるとの事。神道に基づき聖徳太子の精神、そして現代迄脈々と繋がっている世界に誇れる文化であると感じた。2012/07/08

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