出版社内容情報
初文庫化作品!
日本初の鉄道!? 消えたグラバーのSL、そして、明治150年の殺人!
謎の五人組NAGASAKIクラブとは?
歴史修正論争の闇に蠢く野望を十津川が追う!
日本初の鉄道は長崎にあった。だが、貿易商グラバーが走らせた蒸気機関車は消えた――長崎で失踪したライター松本を捜す同僚神山は、NAGASAKIクラブなる謎の歴史研究家たちに遭遇。彼らは、坂本龍馬がグラバーの鉄道を破壊したと主張していた。やがて、メンバーの死体が京都の疎水で発見され、十津川警部の捜査線に、明治一五〇年の歴史を巡る野望が浮上した!
内容説明
日本初の鉄道は長崎にあった。だが、貿易商グラバーが走らせた蒸気機関車は消えた―長崎で失踪したライター松本を捜す同僚神山は、NAGASAKIクラブなる謎の歴史研究家たちに遭遇。彼らは、坂本龍馬がグラバーの鉄道を破壊したと主張していた。やがて、メンバーの死体が京都の疎水で発見され、十津川警部の捜査線に、明治一五〇年の歴史を巡る野望が浮上した!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第四回吉川英治文庫賞を受賞した、日本を代表する推理作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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