祥伝社文庫<br> 天満橋まで―風の市兵衛 弐〈25〉

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祥伝社文庫
天満橋まで―風の市兵衛 弐〈25〉

  • 辻堂 魁【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396345556
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

定町廻り“鬼しぶ”の心配をよそに、唐木市兵衛は未だ大坂に在った。世話になった長屋のお恒の息子が、突然、殺されたのだ。堂島の蔵屋敷で働く孝行息子だったが、その背中には幾つもの刺し傷があった。下っ引の良一郎らと下手人を追う市兵衛。堂島は米の取り付け騒ぎに震撼していた。同じ頃、市兵衛をつけ狙う刺客が現れた。気配からかなりの凄腕と思われ…。

著者等紹介

辻堂魁[ツジドウカイ]
1948年、高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆業に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

95
風の市兵衛25作目「風の市兵衛 弐」シリーズ(第二期)5作目 2019.08発行。字の大きさは…小。 あれ市兵衛や小春達がまだ大阪にいる。もう江戸へ帰ったと思っていたのに…。島崎藩蔵屋敷の蔵役人が堂島米市場の帳合米取引(米の先物取引)で大きな損失を出す。これに絡んで市兵衛達のお世話になっている、お恒ばあちゃんの息子・豊一が殺され。この事件の解決がうやむやになっています。 スルガ銀行の不正な不動産融資と似たような事が、両替屋「堀井」で行われています。 次回は、久々にお江戸です。2019/09/16

とし

88
風の市兵衛 弐「天満橋まで」25巻。大坂にずっといて欲しいけれどやっぱり市兵衛さん江戸が似合うかな?刺客室生斎史朗少し可哀想でしたね、さてさて江戸に戻るか大坂にとどまるのか次巻が待ち遠しですね。2019/10/05

真理そら

42
前作からの問題がほぼ片付いたが、市兵衛はまだ大阪にいる。今回の刺客は魅力的だった。2019/08/12

31
まだ大阪にて前作の続き系のお話し。ですが、今作の市兵衛さんは、斬りたくないのに斬るハメにな印象が^^;そろばん系の活躍はあったものの、市兵衛さんが心配になりました。次作は江戸に戻って欲しいです。2019/08/24

はにこ

29
前回に引き続き大阪編。正直、あんまり大阪編を楽しめていない。今回の米取り引きのカラクリも説明を読み続けるのが億劫だった。結果もいまいちパッとしない。もっとしっくり来る結末なら良かったのに。堀井の件もあれで解決なのかなぁ。早く江戸に戻ってこないかな。2021/05/27

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