内容説明
あの呪われた森で一体何が―。十年前、樹海の山荘に住む鬼頭家の家族が次々に惨殺される事件が起こった。その真相を求め、幾人もが森に足を踏み入れたが、謎はますます深まっていく。そして今、記憶を失った一人の男が助けられ、歪んでいく一家を記録したノートが発見された。樹海の深い霧の中、混迷する謎また謎、五転六転するプロット。果たして真相は。
著者等紹介
折原一[オリハライチ]
1951年、埼玉県生まれ。早大第一文学部卒。88年『五つの棺』でデビュー。95年『沈黙の教室』で第四八回日本推理作家協会賞を受賞
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感想・レビュー
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加賀恭一郎
30
バレンタインに俺は何という本を読んでるんや(´・ω・`)それはさておき、樹海シリーズ第二段、今回もまさかの展開やどんでん返しに楽しませて頂きました。2016/02/14
coco夏ko10角
22
『黒い森』既読、『樹海伝説』未読。惨劇のくだりは面白かったけど、最後はちょっと。2017/02/19
あらあらら
16
これまた、文字数制限?とおもえる作品。最後に終わりそうで終わらないのは折原らしさかな2015/04/14
Alice
6
あれれ…折原さんの作品のはずなのにイマイチ… 赤い森、黒い森とリンクしているみたいだけど、なんか…でした。残念。2016/11/23
惠
4
そうもってきましたか(笑)。うん、いいんですよ、それで。頑張ってますもん。そういうチャレンジ精神を買って読んでいるのだもの。これでいいのだ、うん、これでいいのです(自分に言い聞かせる)。2012/03/08