ノン・ポシェット<br> サイコ

ノン・ポシェット
サイコ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 619p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396326616
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ゴルフをプレイ中、突如意識を失った敏腕証券マンが意識を回復した時、彼は体の自由がきかないどころか呼吸すらしていなかった…

内容説明

「わたしは誰だ?わが身に何が起こっている?」ハワードは移送ベッドの上で声にならない悲鳴をあげた。“征服王”の異名をとる敏腕証券マンを襲った悪夢。ゴルフをプレイ中、突如意識を失ったハワードは病院に担ぎ込まれるが、回復と同時に恐怖に包まれた。彼は体の自由がきかないどころか、呼吸をしていないのだ…。(スティーヴン・キング「第四解剖室」より)全米最先端のホラー、ここに上陸。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さといも

13
アンソロジー、海外物は疲れる。やっと文体と人名に慣れたと思ったら話が終わってしまってまた1から慣れなきゃいけないし、場面のイメージも1から。面白い話もあり、良く分からない話もあり、これが再読すればまた面白い話も増えていくのだけれど。それを楽しみに近いうちに再読しよう。2017/11/27

くさてる

7
22の短篇が収録されたホラーアンソロジー。玉石混合になりやすいアンソロジーですが、これはなかなかの玉揃い。シンプルな設定が極限の恐怖を生み出す、キング「第四解剖室」、現代に甦った切り裂きジャックと老婆の闘いを描く、ブラックマン「大きな悪、小さな悪」、貧しい老婆が入手した敷物の禍々しさは…という、ベルコム「敷物」など、お気に入りはいくつかありましたが、最大のダイヤモンド級の当たりは、大量殺人の被害者とその現場にたたずむ幽霊たちの姿を通して、悲劇と悪の正体に迫る、ブラウンべック「生存者」です。泣きました。2015/10/03

飛鳥なつめ

4
ボリュームたっぷりだったが、私にとっては玉石混交。てな訳で面白そうな噺だけ読んだ。良かったのは「第四解剖室」「助けてくれ」「祖父の記念品」「死体に火をつけて」「残響」「敷物」「サイコ・インタビュー」。特に「敷物」は斬新すぎて面白かった。無機物が人間を襲う設定が好きなんだろうな私は。ロバート・ブロックが本作完成を待たずして他界したのは残念。感想が聞きたいものだ。ブロックの短編集も面白そうなので読んでみたい。2014/01/28

GI メグ

3
ロバート・ブロック編集ということで、期待通りどれもそれぞれの味が面白いアンソロジーです。 「残響」や「非難の余地なし」は、女にとってとても後味の悪い悲しい話で、強く印象に残っています。 それにしても、ジャック・ザ・リッパーは作家達をインスパイアし続けていますね。この本にもいくつか関連の話があり、この正体不明の殺人が人々に与えた衝撃と謎の深さを改めて実感します。2014/08/20

quibbler1106

2
よくわからないのもあって、いまいち。敷物はまぁよかったかな。2017/01/23

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