出版社内容情報
これぞ東野圭吾!
まだ読んでないあなたは、もったいない!
<探偵倶楽部とは、政財界のVIPのみを会員とする調査機関。美貌の男女が秘密厳守で捜査に当たる>
大手不動産会社社長・山上が自宅風呂場で感電死した。電気コードを用いた家政婦の計画的犯行と処理されるが、山上の妻・道代は夫の入浴の手順がいつもと違っていたことに疑問を感じ、倶楽部に調査を命じた……。五つの難事件の真相を、探偵倶楽部が鮮やかに暴く!
※「依頼人の娘」改題
内容説明
「探偵倶楽部とは、政財界のVIPのみを会員とする調査機関。美貌の男女が秘密厳守で捜査に当たる」大手不動産会社社長・山上が自宅風呂場で感電死した。電気コードを用いた家政婦の計画的犯行と処理されるが、山上の妻・道代は夫の入浴の手順がいつもと違っていたことに疑問を感じ、倶楽部に調査を命じた…。五つの難事件の真相を、探偵倶楽部が鮮やかに暴く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーママ
50
図書館の本📙 短編小説。でも、本格的な推理小説で面白かった‼️ 2022-262022/04/16
ノンケ女医長
48
心に残る作品とは、少し感じられにくい。確かに「怪事件」の数々だが、展開が似通っている部分があって、新鮮さは多くない。昭和の感覚が溢れていて、懐かしいと思う要素は数多くあった。令和に疲れてきたときに、読みやすくなるかもしれない。2022/12/24
hiro
46
東野さんの初期の作品を集中して読み出しこれで15冊目だが、最後まで読んでも犯人がわからず袋綴じ解説があったり、しのぶセンセのように個性の強い主人公がいたり、『悪意』のような逮捕した犯人の真の動機捜しなど設定がユニークな作品も多い。一方、この『探偵倶楽部』は題名からオーソドックスな探偵小説かと先入観を持って読みだしたけれども、5編の短編すべてがVIP専用の探偵の捜査についてはブラックボックスで、その探偵がみごとに謎を解いてもあくまでも脇役という大胆な設定に驚いたが、欲を言えばその後も気になった。2023/02/13
tom
41
なんとなく買った本でしっかり満足させてくれる、やっぱり東野圭吾はすごい(恒例)。『罠の中』が一番驚き所が多かったな。『探偵の使い方』と『薔薇とナイフ』はなんとなーく筋が見えた。でも面白かった。不倫は殺したり殺されたりするハメになるからやめましょう、って事ですね(違)2017/08/02
takaC
37
果たしてこれを「本格推理小説」と呼んでも良いものだろうか些か疑問ありだが5つの殺人事件の顛末。そのうち犯人が捕まったと明示されている事件は1件のみ。探偵倶楽部の会費は幾らなんだろうね。興味深い。2012/06/02