ノン・ポシェット<br> 緋色の囁き

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ノン・ポシェット
緋色の囁き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 427p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396323240
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「私は魔女…」名門聖真女学園生、高取恵が謎の言葉を残して寮の「開かずの間」で焼死した夜から、少女たちの園は殺戮の館と化した。次々と級友が惨殺体となった時、転校生和泉冴子は別の恐怖に震え上がった。「犯人は私?」冴子には夢遊病の癖があったのだ。やがて全生徒の白い眼が冴子に…。「あなたは魔女だわ!」魔女とは一体?そして殺人鬼は冴子自身。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すたこ

42
★★★★★色々あって読み終わるのに時間がかかったけど、これは本当に面白かった。読み進めるたびにゾクゾクワクワクしたし、最後まで読むのがもったいないような早く先に進みたいような、そんな本格推理だった。真相も最後まで分からず、最後には驚きが。ただ、ストーリーの雰囲気が重々しいので、どんよりしてしまうこともあり。でも、私的にはとても好みだった。2015/06/24

とも

19
★★★☆囁きシリーズの第一弾は、ホラーチックなサスペンスミステリーに仕上がっている。。館シリーズと推理面では引けを取るものの、テンポと緊迫感では完全に上回っている。ただ少々怖すぎたので、評価は☆半分減。2020/07/29

a43

19
気を取り直して、囁きシリーズの第一弾です。このシリーズは表紙のきたのじゅんこさんのイラストと合っていて、雰囲気も楽しめる書き方です。全寮制女子校、魔女、美少女、などのワード、日常と隔離された舞台から、映画の「エコール」や京極先生の『絡新婦の理』を思い浮かべずにはいられません。悲惨な連続殺人が起こるなか、主人公の少女と被害者の兄の交流が描かれているのは綾辻先生流と思います。犯人もいつも通り驚きでした。2016/03/24

もっさん

14
名門女学園に転入してきた主人公。内気な性格もあって、今まで過ごしてきた環境と全く違うことに戸惑いつつも、ルームメイトの女生徒とは打ち解けていく。しかし、そのルームメイトが謎の死を遂げる。「私は魔女……」という言葉を残して逝った彼女の死の真相を突き止めようとするが、殺人は続き、周りからは犯人扱いをされてしまう。殺し方がエグい。今回は犯人が最後までわからなかった、不覚。最後は何かを匂わす感じで、嫌いではない。あの2人は上手く行くのだろうか。2014/07/25

いづいづ

11
面白く一気に読めました。先生達とのエピソードがもっとあったら良かったのにいつの間にか先生達居なくなってしまいました。2016/02/18

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