祥伝社黄金文庫<br> 戦争の値段―教養として身につけておきたい戦争と経済の本質

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祥伝社黄金文庫
戦争の値段―教養として身につけておきたい戦争と経済の本質

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  • サイズ 文庫判/ページ数 273p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396318239
  • NDC分類 333.3
  • Cコード C0133

出版社内容情報

●戦争にはどのくらいお金がかかるのか?
・米国の戦費は常にGDP比15%以内
・国家予算の280倍もの巨額をつぎ込んだ太平洋戦争
・太平洋戦争当時の国内株価が意外に堅調だった理由
・株価の動きで米国の作戦は予想可能だった
・太平洋戦争後の預金封鎖の実態……

●戦争は外交の延長であり、外交は経済の延長である。
平時の経済活動が活発で、人の往来が多く、新しい技術やサービスがたくさん登場する国ほど、実は高い戦争遂行能力があります。(略)
日々の営業活動や買い物が、国家の戦争遂行能力に結びついているといわれても、あまりピンとこないかもしれません。しかし、こうした日常的な力の差が、戦争の勝敗を決定づけることになり、最終的には戦争そのものを回避する有力な手段となるというのが現実なのです。
(「はじめに」より)

※本書は『「教養」として身につけておきたい 戦争と経済の本質』を改題し、加筆修正のうえ文庫化しました。

内容説明

戦争が起きるか否かは、経済力で決まる!ウクライナ侵攻、太平洋戦争、日清日露戦争をお金の流れから読み解く。

目次

第1章 戦争にはどのくらいお金がかかるのか
第2章 世界から見た戦争とお金
第3章 戦争と経済にはどんな関係があるのか
第4章 戦時の株価に見る現在と未来
第5章 地政学を理解すれば世界の動きが見えてくる
第6章 戦争が起きた時、ビジネスはどうなるか
第7章 これからの戦争の勝敗はITで決まる

著者等紹介

加谷珪一[カヤケイイチ]
経済評論家。東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。その後、野村證券グループの投資ファンド運用会社を経て、独立。中央省庁や政府系金融機関などへのコンサルティング業務を行う。現在は、さまざまな媒体で連載を持つ傍ら、テレビやラジオで解説者やコメンテーターとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はるわか

13
戦争とは経済活動そのもの。グローバルに通用する金融市場を持たないロシアの資金調達力には限界がある。原油価格の下落は戦争以上の効果。個人消費が活発にならない国は強い経済を運営できない(GDP=個人消費+投資+政府支出)。経済成長の3要素:人口増加、資本蓄積、イノベーション。経済体力を無視した戦費調達で、確実にインフレ発生。太平洋戦争の戦費総額はGDPの9倍(国債の日銀直接引き受け)→インフレで物価180倍に→預金封鎖と財産税課税(税率90%)、国民の預金を強制徴収して財政再建。朝鮮戦争特需で外貨入手→成長。2022/07/16

Janjelijohn

3
戦争には資金が必要。資金がない国は負ける、だから太平洋戦争で日本は負けた。経済面で戦争を観ると今まで見えてこなかった事実がわかります。ロシアが仕掛けた戦争も無謀だということがわかります。興味深い内容でした。2022/10/01

北原 悠

1
パートナーシップとは、相手に媚びて同じように振る舞うということではなく、相手に対して自らの立場と利害を明確に伝え、相手と交渉することで培われます。2023/08/26

文麿

1
地政学等の基礎知識を得られた。また、満州での利権をアメリカやイギリスと分け合っていれば敗戦は防げたかもしれなかった、と知った。2023/04/18

ばーちー

0
戦争に対するイデオロギー的な側面だけでなく、経済の延長に外交があり、外交の延長に戦争があることをファクトベースで明快に説いてくれています。 戦争が起きると経済や資本市場がどのようになるかや、取引が多方面に活発に行われているほど抑止力になる点や2000年前から物資の輸送は海上輸送が低コストであることから、内陸国と沿岸国とで対立が起きやすい地政学的構造がある点について、合理的に解説されており、非常に楽しく読めました。 最近の自分の疑問点に答えてくれた一冊。投資家にも必読書。歴史は現在にも繋がっている。2023/11/21

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