内容説明
恋愛の初期における注意事項。相手が自分に好意を持っているかどうかの判別法。失恋で苦しんでいる時に読むべき本。夫婦喧嘩のルール。父親が息子を叱る条件…遠藤周作が遺してくれた、愛するための珠玉の知恵。
目次
第１章 男にとっての女、女にとっての男
第２章 愛すること、恋すること
第３章 人生を「共に歩む」ということ
第４章 自分を見つめる、自分を愛する
第５章 生きる知恵、幸せのヒント
第６章 「生き方上手」と「生き方ベタ」
第７章 愛、そして死
著者等紹介
遠藤周作［エンドウシュウサク］
１９２３年、東京生まれ。５５年『白い人』で芥川賞受賞。９５年、文化勲章受賞。『海と毒薬』『深い河』などの作品群を発表する傍ら、ユーモア小説や軽妙なエッセイも発表し、読者の熱い支持を得る。９６年、逝去
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろちゃん
56
題名かっこいい。女性は全身で嘘をつく。著者が恋愛についてすごい勉強したんだなっていうのが分かる本。2015/11/25
アイコアラ
2
遠藤周作さんの名言集 人生にムダなどない！！2014/10/21
ナウラガー_2012
0
傍らにいるのを感じた。何とも言えぬ慈愛に満ちた愛の光に包まれた体験をし、直後に蘇生した/女房を最も悦ばす言葉は、”今度生まれて来ても俺はお前さんと一緒になるだろうな..”2021/10/02
ナウラガー_2012
0
老年になって「ああ、私の人生とはそういう意味をもっていたのか」と分かるように我々は作られている/深層心理学者の中には、人間は一度死を体験しているという人がいる。それは、赤ちゃんが生まれる時。赤ん坊が母親の体内から出た時に魚が陸に打ち上げられたみたいに空気の中に放り出されて、その時窒息観と死の恐怖を味わっている/『死ぬ瞬間』や『続・死ぬ瞬間』の邦訳で日本人にも知られている精神科の女医、ｷｭｰﾌﾞﾗｰ・ﾛｽ博士はあまたの蘇生患者から死ぬ瞬間の体験を聞いた。死んだ人の、自分の肉体が見えた。死者の愛する人たちが2021/10/02
ナウラガー_2012
0
「ｷﾞﾘｼｱ人が知らなかった楽しみが2つある。それは喫煙と読書だ（仏、ｱﾙﾍﾟｰﾙ・ﾃｨﾎﾞｰﾃﾞ）」/子どもの教育はｷﾋﾞｼｸする時はｷﾋﾞｼｸするが、時にﾎﾟｶﾝとさせたり空想に耽らせたり、夕暮れの茜色の空に感動させたりする事/親指を後ろに反らせて、非常に反る人は浪費家で、力を入れても直立している人はｹﾁ。精神分析医たちによると、便秘症の人は大体においてｹﾁ/人生の本当の意味が若いうちに分かっていれば、人生は生きていてつまらないものになる。若い時は人生の謎と意味が解けないから我々は生きるに値する2021/10/02
