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祥伝社黄金文庫
日光東照宮 隠された真実―三人の天才が演出した絢爛たる謎 日本史の旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396313074
  • NDC分類 521.81
  • Cコード C0121

内容説明

本書は、造営にかかわった三人のプロデューサー、狩野探幽・南光坊天海、小堀遠州に光をあてるという、従来とは異なる切り口から、東照宮の謎と魅力に迫る。

目次

第1章 陽明門はなぜ豪華絢爛なのか?―装飾プロデューサー探幽(人を神に祀る造形―神格化の秘儀;魔除けとしての機能―色彩と彫刻に込められた真意;三代将軍家光の家康への偏愛―極彩色へのデザイン変更;狩野三兄弟の活躍 探幽・尚信・安信―平面を立体化する野望)
第2章 家康が日光に祀られた本当の理由―宗教プロデューサー天海(家康の遺言を解読する―太陽の道による再生;宇宙全体の神になる秘儀―北辰の道による再生;徳川三代に仕えた天海―江戸の陰陽師)
第3章 徳川の威信をかけた最先端テクノロジー―建築プロデューサー遠州(幕府おかかえの建築家・小堀遠州―日本のレオナルド・ダビンチ;ルネサンス・バロック文化の導入―意外に多い西洋の影響)

著者等紹介

宮元健次[ミヤモトケンジ]
1962年生まれ。87年、東京芸術大学大学院美術研究科を修了。現在、龍谷大学国際文化学部助教授。日本各地の歴史的建造物を、徹底した現地取材と文献渉猟に基づき斬新に読み解いている。TV出演、講演活動も精力的に行なう
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋津丸

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装飾プロデュースの狩野探幽、宗教プロデュースの南光坊天海、建築プロデューサーの小堀遠州。この三人による注目して、日光東照宮の魅力を解説している。この中で秀忠が作った初代の東照宮の奥社拝殿が群馬県・世良田東照宮拝殿に移築されていること。久能山東照宮に創建当時の東照宮に似た東照宮があること。家光の作った日光東照宮の試作品らしいものが日吉大社の日吉東照宮として作っていることが、おもしろいと思った。日吉東照宮には、天海の墓があるというのも興味深い2012/10/08

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