内容説明
「幸運区」に潜む天才ダンサー榊十三郎を捜してほしい―ある犯罪組織の一員から捜索依頼を受けた秋せつらは、榊のパートナーだった女性と共に現地へ向かった。だが、そこは「魔界都市“新宿”」の治外法権地区。狂気に駆られ弟子一家を殺害した榊は一年前にこの地へ逃げ込んだのだ。部外者の侵入を拒む住人たちの抵抗に人捜しは難航。芸術家の彼を誘い出すためには完璧なダンスを踊るしかない。二人は月光の下、幻想的な舞いを見せるが…(「月光円舞団」より)。超人気シリーズ、新イラストで復活。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、82年『魔界都市“新宿”』でデビュー。85年、斯界を震撼させた『魔界行』(祥伝社刊)三部作が大ヒットし、人気作家の地位を不動のものとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
6
せつらの魔性ぶりにくらくらしました。結構、残酷な真実が多いですが面白いです。「帰りて、後」が切なかったです。2010/03/10
khaosG
1
青春鬼(魔人同盟)→魔界都市ブルース(孤影の章)→魔震戦線→闇の恋歌ときて、これを読んだら、第3の人格関連づいていた。細かい話は抜きにして、頼むから新宿を壊さないでほしいものだ。2010/07/10
きりと
1
うん、まぁ小畑健のイラストはいいね。人形娘が大好きなので、こんな可愛く描いてくれて嬉しかった♪2009/11/13
ico
1
小畑先生のイラストがキレイ☆メインの登場人物が好きなだけに一話目がすごく好きv
空崎紅茶美術館
0
★★☆☆☆2007/06/28