感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moon
11
都心での蛍狩り。涼子と泉田は浴衣を身にまとい優雅にスタートするものの、逆に蛍に人が狩られる事件が起こる。マッド・サイエンティストによる生物兵器によるテロと相対する。大ボスは巨大な・・・・。テンポ良く、物語は進む。2013/01/04
ちゃちゃ
9
ひえ～。想像以上の破壊力！そして、想像したくない生物兵器とラスボス…。2016/06/05
うにせん
6
人喰いホタルの大群やムカデの大群、ミミズの大群、今回は化け物よりも虫たちの気持ち悪さが際立っていた。人間の敵役も、いつも通りの悪者。「あんたみたいに、他人から評価されないと自分自身の価値を信じられないようなやつ、最初からあたしの敵じゃないのよ」お涼様の名言。他人から評価されなくとも、自分で掴む大きな自信とそれに伴う実力がスカッとする。今回も懲悪ぶりを楽しめた。心の中ではあんなに褒めてるのに態度には全然でない泉田も相変わらず。鈍感で、完全無意識なのが少し腹が立つ。お涼様はめちゃくちゃ素直にストレートなのに。2021/06/17
鐵太郎
5
今度のお相手は、なんと恐怖の地底人。主人公（？）たる泉田準一郎警部補（33才・ノンキャリア・独身）も、警備部参事官の室町由紀子警視（27才・キャリア・独身）も、岸本明警部補（23才・キャリア・独身）も健在です。リュシエンヌとマリアンヌも健在。これで事件がちんまりまとまる方が異常ですな。うん、面白い。難点をいくつか並べると、まず一つめは、敵のイメージが小さくなってしまったこと。何ともいじましい。第二に、田中さん、意識してか自然にか、偏見に凝り固まっていますね。これがポーズなのだとしても、少し鬱陶しい。残念。2005/02/15
ジュンジュン
3
現在、唯一定期的に刊行されている薬師寺シリーズ。サザエさん的というか、水戸黄門的というか、とにかく内容に変化なし。軽い気持ちで読める文字通りライトノベル。2019/05/18
