出版社内容情報
二階堂黎人氏も驚いた!
「ユーモアと心理学と不条理と論理を駆使した超絶推理!」
波田先生の涙が落ちるとき、不思議なフシギな推理がはじまる…
ユーモアと心理学と不条理と論理を駆使した超絶推理!
作家 二階堂黎人
鯨統一郎は、『邪馬台国はどこですか?』で卑弥呼やブッダやキリストの虚像を打ち砕き、『ONOGORO』で混沌たる原始日本史を書き換え、『北京原人の日』で消えた化石を蘇らせた、本格ミステリー界屈指の秘録使いである。その彼が今度は、ユーモアと心理学と不条理と論理を駆使した超絶推理で、人間の心の奥底に潜む真実を暴き立てる。殺人がまったくでてこない《日常の謎派》をはるかに凌駕する《超・日常の謎派》の誕生なのだ。
港区六本木にあるメンタル・クリニック「なみだ研究所」。新米臨床心理士の松本清は、そこへ大学の恩師に薦められ見習いとして赴くことになった。研究所の所長・波田煌子は数々の臨床実績を持つ伝説のセラピスト。が、松本はほどなく愕然とすることになる。波田の幼い容姿と同じく幼い知識と、トボけた会話。果たしてこんなことで患者は治せるのか? 不安になる松本をよそに、波田先生の不思議な診療が始まった……。推理界の奇才が放つ、ユーモア溢れる本格推理の決定版!(祥伝社販売課伊東オススメの一冊)六本木にある[なみだ研究所]というメンタルクリニックが舞台。所長の波田煌子のキャラクターが必見!
内容説明
港区六本木にあるメンタル・クリニック「なみだ研究所」。新米臨床心理士の松本清は、そこへ大学の恩師に薦められ見習いとして赴くことになった。研究所の所長・波田煌子は数々の臨床実績を持つ伝説のセラピスト。が、松本はほどなく愕然とすることになる。波田の幼い容姿と同じく幼い知識と、トボけた会話。果たしてこんなことで患者は治せるのか?不安になる松本をよそに、波田先生の不思議な診療が始まった…。推理界の奇才が放つ、ユーモア溢れる本格推理の決定版。
著者等紹介
鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年、ミステリ界の話題をさらった『邪馬台国はどこですか?』で鮮烈デビューを飾る。以来、歴史、民俗学などにスポットをあて、斬新な推理で読者を驚かせてきた著者が、『なみだ研究所へようこそ!―サイコセラピスト探偵波田煌子』では一風変わって人間心理をテーマにすえた。新米臨床心理士と伝説のサイコセラピスト、そして美貌の女会計士が繰り広げる患者とのユーモア溢れるドラマ。著者ならではの切れ味鋭い推理は、本作でも健在である。著書に、『とんち探偵一休さん―金閣寺に密室』(祥伝社刊/ノン・ノベル)『隕石誘拐』『千年紀末古事記伝―ONOGORO』『北京原人の日』がある
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感想・レビュー
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とも
星落秋風五丈原
み
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
こやま