出版社内容情報
人捜し屋（マン・サーチャー）秋（あき）せつらは奇妙な依頼を受けた。会社員唐沢（からさわ）は，花となって甦った亡き妻千鶴（ちづる）に会いたいのだという。この世に思いを残して逝った人間の顔をした白い花が咲くという"死人花（しびとばな）"。せつらはそれを求めて〈新宿〉の「花畑」を訪れたが，千鶴の花は何者かに持ち去られていた。直後，不審な美女の尾行を受けたせつらは，唐沢夫妻の間に横たわる哀しき秘密に気づくが…。はたして花を引き抜いていったのは誰か？ 愛深き男と女はこの〈魔界〉で再会できるのか…。詩情豊かに贈る超人気（ベストセラー）シリーズの最新作！
内容説明
人捜し屋秋せつらは奇妙な依頼を受けた。会社員唐沢は、花となって甦った亡き妻千鶴に会いたいのだという。この世に思いを残して逝った人間の顔をした白い花が咲くという“死人花”。せつらはそれを求めて「新宿」の「花畑」を訪れたが、千鶴の花は何者かに持ち去られていた。直後、不審な美女の尾行を受けたせつらは、唐沢夫妻の間に横たわる哀しき秘密に気づくが…。はたして花を引き抜いていったのは誰か？愛深き男と女はこの「魔界」で再会できるのか…。詩情豊かに贈る超人気シリーズの最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉桜
0
突然読みたくなって積読山から発掘。かなり深い地層に眠っていました。本当に久々に読みましたが、面白かったです。エロやらバイオレンスやらが派手ですが、実は結構切ないお話が多いのですよね。金太郎飴的かもしれませんが、その飴が美味しければそれでいいのです。続けて読むと…飽きちゃうけどね…。まだ何冊か熟成させているような気がするので、少し間を置いてから発掘したいです。『別れ雲』のせつらとやくざさんとの会話が楽しかったです。2013/02/19
かお
0
1999年
