感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ai
7
夜血がかわいい。飼いたい。2020/05/13
よっぴ
4
伝奇小説・サイコダイバーシリーズ第16弾!平成9年6月10日発売。。連続して読んでいるので、この巻の内容が思い浮かばない。fre634さんがしっかり書いているので安心してしまいます。場面が変わって登場人物が変わった際に、「身体がでかい」などの描写が繰り返される。しかし…この本はとんでもなくおもしろい!!2014/01/06
ぐうぐう
4
この荒唐無稽な小説を支えているのは、むろん、夢枕獏のイマジネーションなのだが、実在する記録をもとにした歴史を無視していないからこそ、ただの荒唐無稽では終わらない臨場感がある。始皇帝、卑弥呼、空海と、歴史上の人物を絡ませながら、そこに巧妙な嘘を織り交ぜることで、物語に凄みが滲んでいる。2010/10/03
くろねこ
3
前巻で平高野の美空の所に腐鬼一族の梵が、獣師・猿翁の所に腐鬼一族の座鬼が訪れたりしていて、特に美空はピンチかなと思っていたのですが、さらに思いもしなかった展開が続いています。毒島獣太が猿翁、文成達と一緒に行動する事になったり、もう一人のサイコダイバー・九門鳳介は御子神冴子のもとを訪れたりと敵味方なんて単純な分け方が出来なくなるくらい入り組んで来ています。それに、とうとう空海に精神ダイブして以来、異形の者になっていた黒御所が解き放たれたりと、今後の展開が全く分からなくなって来ていて続きが楽しみです。2012/08/25
オルガ
2
魔獣化した黒御所を奪還するために文成と猿翁が動き出す。黒御所が目覚めて動き出すところはホラー風味で迫力あった。梵VS美空など格闘描写も多くて満足。黒御所に立ち向かう文成がお気に入り。2014/09/08