Non novel<br> 維納(ウィーン)オルゴールの謎

Non novel
維納(ウィーン)オルゴールの謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396204891
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

ホテルでウィーン菓子を味わいながらモーツァルトを楽しむショーの最中、不可解な殺人が発生した。密室でピアニスト倉坂杏が絞殺され、現場では『美しき青きドナウ』の旋律が流れていたのだ。杏がウィーンで買い求めた愛用のオルゴールだったが、同時に入手した二台が紛失していることも判明した。犯人が死体の横でオルゴールを鳴らした目的は。残る二台の行方と事件の関係とは。真相究明に走る作家探偵霞田志郎の許に第二の殺人の急報が…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫草

4
太田忠司さんのオルゴール修復師シリーズがとても好きで、「太田さんのオルゴールの話」を見つけたので読みました。これはまた別のシリーズ、霞田兄妹シリーズの第4作でした。取り急ぎシリーズ1作を先に読んで、大体の人間関係を把握。90年代に出たシリーズなので、今読むと特に妹の千鶴の言葉遣いやドタバタな感じが一昔前の「少女マンガ」みたいな感じで古い感じがちょっとします。個人的には探偵役、志郎さん1人でもいいのにと思う。2020/08/05

ホームズ

3
今回は千鶴と三条刑事のラブコメから(笑)そんな中事件が突然に。犯人はまあまあかな(笑)動機は少し微妙だったけど。犯人と史郎の対決の場面は良かった(笑)犯人かなり嫌な人間だし。2008/07/18

kagetrasama-aoi(葵・橘)

1
霞田兄弟シリーズ、第四弾。六月の終わりに始まった事件。オルゴールをモチーフにしたお話。作者さまの薀蓄が志郎にこれでもか!って語らせていて良かったです(≧▽≦)!今回のお話の動機が凄くて……。人間のエゴや悪意にちょっと唖然!このシリーズ、プロローグがあって、本編が始まるスタイルなんですが、この作品が一番プロローグを効果的に利用していたんじゃないかしら……と思いました。最後の謎解きは秀逸、ヒントが巧みに鏤めてありました。志郎は傷心を癒やす旅に出るし、千鶴と三条刑事の仲はやや進展、次回作が楽しみです。2015/03/13

茶々太郎

1
いわゆる本格派。ということは予想外の感動なんてものはないのだが、著者の達者ぶりが好ましい。それなり。2014/03/19

たなと

0
再読:千鶴と三条が行ったイベントで殺人事件が!そして死体のそばで流れるオルゴールの謎。オルゴールのうんちくが面白かったー。最後の志郎と犯人との対決もいい。2012/05/11

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