内容説明
〈蓬来山の黄金、鬼道の力、そして空海の秘法“四殺”を手中にした者が覇王となる〉この三つを巡り闇社会が蠢動し始めた。黄金を狙う獣師猿翁。四殺を狙う腐鬼一族と、その密封の命を受けた無痛症で密教術の天才美空。さらに鬼道の秘密を握る美女鬼奈村典子を守る文成仙吉。各々の思惑が死と謎を呼び、事件は拡大、深化し始めた。そして精神ダイバーの九門鳳介と毒島獣太も動き出し…。壮大稀有の構想で贈る著者渾身の大河巨編第1弾ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ai
7
主要登場人物が続々登場。鳳介、仙吉、毒島くんが相まみえるのが楽しみです。ひるこちゃん、まだ?2020/01/20
よっぴ
4
伝奇小説・サイコダイバーシリーズ第13弾!平成4年7月20日発売。。かなりかなり淫靡であり凄惨、暴力的、荒唐無稽、しかし凄いパワーを持った物語である。年が明けての最初は、正月休みもあり、この物語を一気に読もうと決めていました。懐かしいキャラクターにまた会えて嬉しいです。2014/01/06
ぐうぐう
3
今月、ついに完結編が刊行されるので、積読していた『新・魔獣狩り』一気読み計画。1巻を読み進めると、『魔獣狩り』3部作をはじめ、外伝、そして序曲と、そのすべてが、この『新・魔獣狩り』を始めるためのプロローグであったことが理解できる。当初、全6巻の予定で始まった『新・魔獣狩り』が、結果的にその倍以上の巻数を必要としたのも、よくわかる。2010/10/02
イコ
2
傑作だった魔獣狩の続編、新は長くなり完結も危ぶまれていたが完結、全巻集められたので読んでゆく、まだまだ序盤戦だがバイオレンスっぷりは健在だ。2019/05/08
Radwynn
2
あの組織やこの組織が入り乱れて争奪戦繰り広げてる上にもひとつ不気味なあの一族が噛んで来たもんだからもうなにがなんだか判んなく…すみませんサイコダイバーシリーズの前作までをあんまり覚えてない私が悪うございました…orz とりあえず鳳介さんと美空をメインでストーリィを追っかける事にします(苦笑) やっぱりサイコダイバーより闇狩り師と陰陽師の方が性に合ってるなあ、私。登場人物てんこ盛りであっちにもこっちにもイベントだらけ、っていうのよりも1本の糸をじっくり辿って行く方が好きかも…2012/02/28