内容説明
家族は愛情と血縁で固く結ばれている。こうした思い込みにこそ、多くの危険が潜んでいる。当たり前だと思っている家族のあり方をどのように考え、いかにマネージメントしていけばよいのかを学ぶ必要があるのだ。本書では、「論理的思考」と「インセンティブ」をキーワードに、経済学をはじめ社会学、法学、心理学など多分野の知見を総合して、家族の問題を考える。
目次
第1章 なぜ結婚するのか
第2章 家族のガバナンス
第3章 夫婦関係をよく保つには
第4章 親子関係に特有の問題とは
第5章 祖父母と孫、そして親との三角関係
第6章 沖縄の家族問題から見えるもの
第7章 法律は家族を守っているか
著者等紹介
中島隆信[ナカジマタカノブ]
慶應義塾大学商学部教授、同大学産業研究所所長。1960年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(商学)。専門は応用経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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