祥伝社新書<br> 北海道を守った占守島の戦い

個数:

祥伝社新書
北海道を守った占守島の戦い

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月20日 15時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396113322
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0221

内容説明

昭和20年8月18日未明、終戦の聖旨から3日後、千島列島北端の島に、突然ソ連軍が侵攻してきた。予期せぬ攻撃に戸惑いながらも猛反撃に転じる日本軍。双方ともに膨大な損害を出した戦闘は、日本軍優勢のまま、停戦交渉の軍使を任じられた長島厚大尉の勇敢な行動によって終結した。北海道占領を狙うスターリンの野望をくじいたこの戦闘の意義を浮き彫りにするとともに、今回あらためて行なった長島厚氏への取材を通して、停戦交渉の真実に迫る。

目次

序章 「占守島の戦い」とは何か
第1章 ノモンハンから大東亜戦争へ
第2章 千島の防御とソ連の動静
第3章 ソ連軍、占守島に侵攻す
第4章 戦車第11連隊の参戦
第5章 軍使・長島厚大尉

著者等紹介

上原卓[ウエハラタカシ]
昭和12年、北海道・名寄生まれ。天理大学文学部宗教学科卒。京都大学文学部宗教学専攻(大学院博士課程中退)。元千葉県立船橋養護学校長。平成7年から自由主義史観研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

31
図書館本。著者は自由主義史観者。左翼的、自虐的な戦中・戦後史観を廃する考えを持つ。だからなのか、太平洋戦争を肯定するかのような記述や右翼的な表現が目立つ。気持ち悪かった。千島列島の最北部の島(つまりカムチャッカ半島に一番近い島)である占守島(シュムシュトウ)で旧ソ連軍を迎え撃った軍人を称揚する。おかげでスターリンの野望が潰えて北海道侵攻が防げたらしい。だから立派な軍人だったとは思うので称揚するのはわかるが、あまりに称揚しすぎ。当時の軍部の素晴らしさをさんざん讃えるのにも違和感を抱いた。2018/04/26

スー

23
北海道占領を目論むソ連はポツダム宣言受諾後にもかかわらず千島列島の北端の占守島に上陸を開始し武装解除の準備中の日本軍を襲う。体制を立て直した日本軍は迎撃してソ連軍に甚大な損害を与えソ連に北海道占領を断念させた戦いです。やっぱり読んでると、ソ連軍のやり方に腹が立って腹が立って仕方ない❗戦争だからといっても降伏している相手を攻撃するのはどうなのか?しかも白旗を掲げた軍使を撃ち白旗を使用不能になるほど蜂の巣にするし、復讐の為に捕虜をシベリアに送って苦しめる。日本軍の奮戦を称えるのはいいけどちょっと鼻につくかな2018/07/20

マリリン

17
ロシアが北海道占領を考えていた事は、以前読んだ本で知った。本書を読み占守島での日本兵の必死の戦いがなかったら、と考えると胸が熱くなる。当時軍使として対ロシア交渉にあたった長島厚氏が、複雑な胸中を語ってくれたからこそ書かれている真実が残された。平成24年に撮影された91歳の長島氏と夫人の写真は穏やかな表情だが多くの苦難を越てきた深い日々を感じる。日露戦争時、樺太での戦いの様子を書いた本は殆どないらしいが、その理由は本書を読み漠然と感じていた事が少し明確になったような気がした。2018/04/02

mami

16
ポツダム宣言受諾の4日後、千島列島先端の占守島にソ連が侵攻してきたという歴史教科書にすら記されていない事実がある。そしてそれを知る日本人はほとんど居ない。砲撃の応戦の中、停戦交渉の軍使に任命されたのは24歳の長島大尉だ。後世に名前も語り継がれぬ先人たちによって北海道は、いや日本は守られた。缶詰工場で働いていた女性たちを独航船にていち早く脱出させ上陸兵たちからの暴行を阻止。終戦を迎えたにも関わらずなお戦わなくてはいけない運命を呪いながらも日本を守ったのである。巻末にある長島氏の近影に落涙。2018/03/27

ロッキー

13
あまりなじみのない占守島での戦いを地図を使いながら丁寧に説明されていた。史実を読んでいる感じなので少し退屈さを覚えたがしかし、内容は非常におもしろい。特に戦闘シーンなどはリアルであった。捕虜の扱いに関しても日本とソ連がかなり違いがあり、日本人はこういった事実を知るべきと感じた。2015/02/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7030724
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。