出版社内容情報
ますます大きくなる「自転車問題」の
“何が問題なのか”が、この1冊でわかる!
【著者紹介】
1960年、愛知県生まれ。東京大学では人文地理学を専攻するかたわら、
自転車部で活動、1981年度の東日本学生サイクリング連盟理事長を務める。
現在は、サラリーマンとしての本業の合間に、プライベートで世界遺産、
産業遺産、近代建築、交通、観光、郵便制度などの取材・調査を続けている。
著書に、『郵便局を訪ねて1万局』、『日本のシルクロード』、『世界遺産の真実』など。
内容説明
日本の自転車の多くは、歩道を歩行している。そのことで、歩行者との摩擦が絶えない。法律には「自転車は車道通行」と書かれているのに、なぜなのか。自転車が加害者となる死亡事故が頻発し、かつては考えられなかったような高額の賠償判決が出されるようになった。著者もまた、自転車事故の加害者として苦悩を経験したのである。問題の根っこは、利用者も、行政も、長らく自転車のことを“簡単な乗り物”と誤解してきた点にある。本書では、それが、自動車やオートバイと何ら変わりのない、「危険な乗り物」であることを認識してうえで、具体的な解決策を探っていく。
目次
序章 日本は世界の自転車先進国?
第1章 自転車の運転につきまとう、さまざまな障害
第2章 自転車はどこを走ればいいのか
第3章 自転車事故の加害者になるということ
第4章 それでも自転車に乗りますか?
第5章 自転車社会の先進事例
終章 自転車を見つめなおす
著者等紹介
佐滝剛弘[サタキヨシヒロ]
1960年、愛知県生まれ。東京大学では人文地理学を専攻するかたわら、自転車部で活動、1981年度の東日本学生サイクリング連盟理事長を務める。現在はサラリーマンとしての本業の合間に、プライベートで世界遺産、産業遺産、近代建築、交通、観光、郵便制度などの取材・調査を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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