祥伝社新書
天皇家の掟―『皇室典範』を読む

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  • サイズ 新書判/ページ数 308p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110208
  • NDC分類 323.15
  • Cコード C0231

内容説明

「女帝を認めるべきだ」「否、天皇は男系男子でなくてはならない」皇位継承をめぐって百出する議論を眺めて著者・鈴木邦男は思う。それが善意や好意から出た愛国者による提言であっても、この過熱ぶりは当事者(天皇家)にとって、もはや“脅迫”ではないかと。そして、どの意見を採ろうと、天皇・皇室を規定する法律『皇室典範』を改変しない限り、遠からず「天皇」は絶える。ならば、その『典範』とは何なのか。何が書かれているのか。いつ、どのように作られたのか―。本書は『皇室典範』とその歴史的背景を著者とともに読み解き、「天皇」の将来をさぐる。

目次

第1章 現代の皇室問題と『皇室典範』
第2章 『皇室典範』を読む
第3章 明治以前の皇位継承と八人十代の女帝
第4章 旧『皇室典範』の成立過程
第5章 現『皇室典範』の成立過程
第6章 海外の皇位継承
第7章 新『皇室典範』と皇位継承のゆくえ
第8章 日本国憲法と象徴天皇制

著者等紹介

鈴木邦男[スズキクニオ]
1943年、福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。72年、「一水会」を創設、現在は同顧問。“新右翼”の代表的論客として幅広く活躍

佐藤由樹[サトウユウキ]
1975年、宮城県生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。学術修士。専攻は社会学。編集プロダクションにて書籍・週刊誌等の編集に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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