内容説明
建築は技術の結晶。そして、技術は人がつくる。誰も見たことのない施工の世界!描いたイラスト800点!!
目次
1 建築生産のしくみ(それぞれの役割;建築生産の流れ;工事に携わる人々と組織体制 ほか)
2 着工から竣工まで(準備工事;山留め工事;杭工事 ほか)
3 維持・保全・改修工事(点検・保守;修理・修繕・更新;改修工事)
4 解体工事
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バナナフィッシュ。
8
まさに良本。値段以上の価値があると思える逸品。建物という1つの着想が物体という形で目の前に現れるまでの過程を具に描いた作品。こう見ると1つの建物を作るにあたり随分と多くの人が関わっているのだな。感慨深くなるのも分かるし、自分の作品だと自慢したくなるのもわかる。2020/02/17
kmori299
3
つい先日Twitterで見て買ってみた。施工分野苦手なので大変に勉強になった。わからない用語をよく画像検索するんだけど、写真だけだと情報量過多でどれのことかわからないことが多い。これはすごくよくわかる。若手に机上で説明することが結構あるので、職場に常備しておくことにした。現場を持ってない部署にいて、教育が難しく困っているので、役に立ちそう。でもまあその前に、もう一回きちんと読もう・・2017/12/09
Q
2
ビルなどの大規模な建造物を建てる全行程を精巧なイラストで詳説する本。決っしてわかった気になる入門本ではない。ソフトウェアとは違い、建築の世界ではこのような役割分担や行程を分けて開発できるという事実に率直に驚く。確かにビルは似たような構成になることもその一つの要因だろう。しかしもっとソフトウェアは工場のように開発できないだろうか。「ソフトウェアは芸術に似ている」といった幼稚な主張が通る時代ではないと感じる。さらに本書の素晴しいところは建築して終わりではなく、保守、さらには解体まで解説があるところだ。オススメ2023/11/08
takao
2
ふむ2023/05/14
9分9厘
2
読んで見て楽しい建築本。建築士資格試験で施工や設備なとで苦しんでいる方、是非読んでほしい!!一緒にひとつの建築物を作ったような気持ちになれ、さらに知識も身に付きます。図書館で見付けて、自分でも欲しくなって取り寄せました。2018/08/27