建築文化シナジー<br> 環境ノイズを読み、風景をつくる。

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建築文化シナジー
環境ノイズを読み、風景をつくる。

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784395240050
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C3352

目次

環境ノイズエレメントを読む(風景は都市の履歴書である。―乱杭歯のような橋脚群;風景は見えない下部構造を持つ。―芦屋浜のコンクリート製ガードレール;曲者には理由がある。―京王井の頭線明大前のクランク;地形は風景の材料である。―ニュータウンに浮かぶ「タンク山」;建築とは分節であり、土木とは連続である。その1―線路に包囲された一軒家;建築とは分節であり、土木とは連続である。その2―空中で直角に曲がる線路;形態は、ただの形態として残り続ける。―むやみに長い「ハービスOSAKA」;機能は形態に宿る。―駐車場のためにあつらえたようなトレンチ;歴史とは実用的なものである。―ビルの谷間のジャイアントスラローム;風景は、物理と人情でできている。その1―クルマが跳びはねる都市;風景は、物理と人情でできている。その2―なんとなく1点に集中する道;卑怯者。―史跡に殺到する交通インフラ;不戦敗。―ガード下にたたずむ古墳;矛盾。―迷走する参道;毒食わば皿まで。―住宅地に包囲された古墳;「ヘタ地不滅の法則」―「鋭角の詩」が聞こえる街)
クッキングアーバニズムで風景をつくる(設計ツールとしての環境ノイズエレメント;クッキングアーバニズムデザイン手法10;grappaドキュメンテーション;PROJECT)

著者等紹介

宮本佳明[ミヤモトカツヒロ]
建築家。1961年、兵庫県生まれ。1984年、東京大学工学部建築学科卒業。1987年、同大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。1988年、アトリエ第5建築界設立。2002年、宮本佳明建築設計事務所に改組。現在、大阪芸術大学環境デザイン学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りんか

1
人工物と土地と時間のせめぎあいが、ちょっと引っ掛かる風景を作る。読むといつもの景色が少し違って見える。地形好き、土木好き、地図好き、路上観察好きな方ならきっと楽しめる本。2015/03/26

ami

0
何かを建てるということは、そこにあったものの影響を受けざる負えない。意図と先行する形態との調整によって造られるということ。2017/10/31

TAKAMI

0
路上観察やDPZ的な、都市を見つめる視線のリテラシーを上げるための本。視線だけでなく、設計手法にまで展開している。環境ノイズは都市のイメージアビリティを上げ、オンリーワンの風景をつくる。ただそれは歴史の蓄積の結果であって、意思をもって設計手法に応用する必要はあるのかな?とは思った。後半の設計事例はあまりわからなかったな。しかし都市分析の手法としてとても興味深いです。2016/01/09

残留農薬

0
自然環境や既存の構造物といった所与の条件と、新たな開発によって満たしたい要件とのせめぎあいの結果、第三者目線においてはある種の非合理や違和感を感じざるを得ない、そういう景観を「環境ノイズ」という言葉によって切り取り、それぞれのノイズが風景へアイデンティティを与えているという「貢献」について論じる。やむを得ず生じてしまった秩序・計画からの逸脱にこそ、景観の魅力を増進する役割があるという観点は非常に共感するところである2015/07/20

yanapong

0
過去と現在、自然と人工。都市を見る新たな視点。路上観察を超えた都市観察の手法。2011/07/01

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