目次
環境ノイズエレメントを読む(風景は都市の履歴書である。―乱杭歯のような橋脚群;風景は見えない下部構造を持つ。―芦屋浜のコンクリート製ガードレール;曲者には理由がある。―京王井の頭線明大前のクランク;地形は風景の材料である。―ニュータウンに浮かぶ「タンク山」;建築とは分節であり、土木とは連続である。その1―線路に包囲された一軒家;建築とは分節であり、土木とは連続である。その2―空中で直角に曲がる線路;形態は、ただの形態として残り続ける。―むやみに長い「ハービスOSAKA」;機能は形態に宿る。―駐車場のためにあつらえたようなトレンチ;歴史とは実用的なものである。―ビルの谷間のジャイアントスラローム;風景は、物理と人情でできている。その1―クルマが跳びはねる都市;風景は、物理と人情でできている。その2―なんとなく1点に集中する道;卑怯者。―史跡に殺到する交通インフラ;不戦敗。―ガード下にたたずむ古墳;矛盾。―迷走する参道;毒食わば皿まで。―住宅地に包囲された古墳;「ヘタ地不滅の法則」―「鋭角の詩」が聞こえる街)
クッキングアーバニズムで風景をつくる(設計ツールとしての環境ノイズエレメント;クッキングアーバニズムデザイン手法10;grappaドキュメンテーション;PROJECT)
著者等紹介
宮本佳明[ミヤモトカツヒロ]
建築家。1961年、兵庫県生まれ。1984年、東京大学工学部建築学科卒業。1987年、同大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。1988年、アトリエ第5建築界設立。2002年、宮本佳明建築設計事務所に改組。現在、大阪芸術大学環境デザイン学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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