入門山頭火

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入門山頭火

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784394904670
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0095

内容説明

生家は没落、母は自殺、弟は縊死―転落しつつ背負った「解くすべもない惑ひ」とは何か?ただの酒飲みか。偉大な俳人か。流浪する民か。真実の僧か。凄まじい蛇行人生。

目次

第1部 解くすべもない惑ひを背負うて(分け入つても分け入つても;分け入らなければならなかったのはなぜか;親、ボンクラで;切っても切れぬ文芸と銭;落ち延びて熊本 ほか)
第2部 読み解き山頭火(「分け入つても分け入つても青い山」追い込まれて行く先;「まつすぐな道でさみしい」(1)人間の完成を目指して
「まつすぐな道でさみしい」(2)なにがさほどにさみしいのか
「どうしようもないわたしが歩いてゐる」(1)かなりしんどくなって
「どうしようもないわたしが歩いてゐる」(2)空しさ覚える ほか)

著者等紹介

町田康[マチダコウ]
作家。1962(昭和37)年大阪府生まれ。1981年「INU」のボーカリストとして歌手デビュー。97年に小説『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞受賞。2000年に『きれぎれ』で芥川賞、01年に詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞を受賞するなど、著作・受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。