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ホルニストという仕事―音楽家のビジネス・ライフ

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393937518
  • NDC分類 763.62
  • Cコード C0073

出版社内容情報

プロの音楽家として生き抜いていくための知恵。英国ベテランホルニスト5人が若い音楽家に向けて,厳しい現実と境遇の実態をユーモラスに伝える“生き残り作戦”のノウハウ集。

内容説明

英国ホルン奏者5人の「生き残り」術。若き演奏家への激励のエール。

目次

主題
変奏(オーケストラでの初仕事;オペラとバレエ;スタジオ・プレイ;ソロと室内楽;フリーランス)

著者等紹介

プリッチャード,ポール[Pritchaed,Paul]
英国ナショナル・ユースオーケストラを経てロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに入学、ダクラス・ムーアに師事。卒業後、現在のバーミンガム・ロイヤルバレエの前身に首席ホルンとして入団。2年後、英国ナショナル・バレエに移り、そこで7年間演奏。この時期からフリーの仕事のネットワークを構築し始め、最終的にフル・タイムのフリーランサーとなって11年間活動。その領域は、主要な交響楽団・室内オーケストラ(ロンドン交響楽団とは特に緊密な関係を持ち、演奏旅行にも数多く参加)、グラインドボーン・オペラ、英国ナショナル・オペラ、ロンドンのミュージカル劇場多数に及び、後にテレビ番組・映画・CM録音専門のスタジオ・ミュージシャンとなる。1995年からは、テレビ・映画用附随音楽の作曲に専念。CD『ロンドン・ホルン・サウンド』中の《ラ・ダンツァ》は彼の編曲

山田淳[ヤマダジュン]
1959年生まれ。1982年外務省入省。英国、ロシアにて研修・在勤。訳書S.ペティット『奇跡のホルン―デニス・ブレインと英国楽壇』(春秋社)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

3
★★★★★面白い! ホルン奏者を目指す人が、どんな楽器を選ぶのがよいか、本番前にどのようなウォーミングアップをすべきか、どんな曲を学ぶべきか、演奏家として何を心がけるか。といった音楽上のアドバイスのみならず、どのように仕事を獲得するか、音楽マネージャーに効果的に自分を売り込むには、他の楽団員とどのようにつきあうかなどの仕事獲得に至るプロセスや、税金・保険・年金対策、演奏旅行の宿の取り方、衣装についてなど、非常に現実的な部分まで事細かに記されている。日本でもこうなのかはわからないが、非常に興味深かった。2015/07/05

Mochizuki

1
プロの音楽家の仕事について、イギリスで活躍するホルンプレイヤーの具体的なアドバイスが得られる。ホルンに関する記述が多いが、全ての器楽を演奏する人にも有益なアドバイスとして受け止めたい。2019/03/27

ぽぱー

1
プロホルン奏者を想定した本だが,自分のようなアマチュアホルン奏者や他の器楽奏者にとっても示唆に富んだ名著。4年半ぶりに再読して,真摯さ・洞察力・コミュニケーション能力・太い神経などの重要性を再認識できた。2012/08/27

ひなた

1
大変面白かった。ホルニストでなく、さらに音楽家でもない普通の社会人にとっても示唆に富んだ内容だと思った。それにしてもなぜこのような本を上梓することになったのか。ホルニスト侮るべからず。2011/05/20

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