出版社内容情報
作曲家に求められるものは独創性である。彼らはいかにして新しい楽想を“音”にしていったか。モンテヴェルディから武満徹まで,さまざまな作曲現場の声。創造の源を明かす。
内容説明
さまざまな時代的な流れのなかで、多くの作曲家たちが現われ、競って名作を書こうとし、そのために、彼らがどんなことを考え、どんなことに腐心したのか、そしてその結果、どんな作品が生み出されていくことになったのか。本書では、作曲家たちの言葉を「あるまとまりのある発言」ということで取り上げ、どんなときに創造への“きっかけ”をつかみ、それをどんなふうにして、作品へと具体化していくかという問題、いいかえれば彼らの「創造への手がかりとその表現」をポイントとした。
目次
クラウディオ・モンテヴェルディ
フランソア・クープラン
ジャン=フィリップ・ラモー
ジョージ・フリデリック・ヘンデル
ヨハン・セバスティアン・バッハ
ドメニコ・スカルラッティ
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
クリストフ・ヴィリバルト・グルック〔ほか〕