ツバル―地球温暖化に沈む国

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393741344
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0051

内容説明

地球温暖化がもたらす海面上昇で水没の危機に瀕する南太平洋の島国ツバル。ついにツバル政府は全国民移住という苦渋の決断をくだした。頻発する洪水や海岸浸食、破壊される人々の生活、移住を拒む周辺国の論理―現実のものとなった環境問題の衝撃を、綿密な取材によってまざまざと描く。

目次

第1章 出会い
第2章 ツバルという国
第3章 地球温暖化と海面上昇
第4章 前門の虎―洪水
第5章 後門の狼―海岸浸食
第6章 崩壊
第7章 論争
第8章 決断
第9章 海面上昇と日本

著者等紹介

神保哲生[ジンボウテツオ]
1961年、東京生まれ。15歳で渡米。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修士課程修了。AP通信など米国の報道機関の記者を経て、1993年に独立。ビデオジャーナリストとして日米のテレビ局向けのドキュメンタリー制作に携わる。1999年、ニュース専門インターネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」を立ちあげ、現在に至る
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感想・レビュー

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雲をみるひと

22
2000年前後のツバルでの海洋前進、海面上昇がテーマ。なかなか取材しにくい地にも関わらず、現地調査、インタビューにより現地の状況がわかりやすく書かれている。一方、いわゆる気候変動との関係性の記述は少し強引。よくわからないことだけがわかったような内容になっているところは残念。2021/06/14

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