目次
初心、ペンと紙
第一の思考
文章修行
こやしづくり
芸術的安定感
題材リストを作る
豆腐と闘う
内なる編集者とのトラブル
ミネソタ州エルクトン―目の前にあるもの
井戸を掘る〔ほか〕
著者等紹介
ゴールドバーグ,ナタリー[ゴールドバーグ,ナタリー][Goldberg,Natalie]
詩人、作家、創作クラス講師。30年にわたって禅修行に取り組み、創作クラスでは精神修行としての書くことを教えている。デビュー作である『魂の文章術―書くことから始めよう』はアメリカで100万部を売り上げ、現在12ケ国以上で翻訳出版されている。ニューメキシコ州在住
小谷啓子[オダニケイコ]
1957年東京生まれ。上智大学外国語学部卒。銀行、翻訳会社を経て88年に独立。主に新聞・雑誌記事の英訳を手がける。米国アリゾナ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおにし
20
別の本で読んだが、文章を書いて調子が出てくるとたんだん体温が上がって排便したくなるそうだ。自己表現は健康法。この本でナタリーさんも物書きはみないい身体していると書いている。書くのが苦手な私はきっと基礎体力が不足しているのだろう。以下の基礎トレから始めてみたい。制限時間を決めてとにかく手を動かし続ける、読み返したり修正しない。綴りや句読点、文法も気にしない。書いている最中に思考エネルギーの噴出を感じたら押しつぶすのではなく立ち向かうこと。これがナタリーさんの文書修行。1か月1冊ノートを使い切るペースで。2014/03/08
シグマ
15
文章「術」というタイトルだが、本書にはハウツーは全くない。とにかく一言だけ、書く習慣をつけよう、ということ。もっというと、小説はそれではダメでプロットを作って書かなければならないとまで作者は言っている。それでは何を書くのだろう?自分だけが書けること、例えば家族や料理の仕方なんかを詳しくとにかく書いてみる。それは何になるのだろう?書いてみないと分からない。全編ひたすら禅問答のように書かれている。書くことに迷いが出たら、また読んでみたい。2018/03/22
パブロ
11
書いて書いて書きまくれ! 自己を見つめなおすために。自己を発見するために。自分の才能に疑心暗鬼になろうが、そんなものは書くことによって乗り越えられるんだ! な〜んて、ここまで絶叫はしていませんけど、著者の確固たる姿勢に読んでいる私の背中もビシッとなる。まさにタイトル通りの、魂のこもった文章術がここにある。文体やストーリーなどの技法には一切触れず、著者が行う禅の修行の体験談とともに語られる書くこと重要性。本の感想を書くにも怖気づく私には、力強く背中を押してくれる一冊。ヨッシャ、書くぞ〜!2013/09/06
ひーと
8
★4 とりあえず書き続けようと思う。2018/12/24
シグマ
8
ジュリア・キャメロンも使っていた言葉の言いまわしも多くみられる。作者は信者なのかな?と思った。2018/10/25