レイアウトの法則―アートとアフォーダンス

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レイアウトの法則―アートとアフォーダンス

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393360286
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0011

出版社内容情報

<物>と<人間>の関係を探究する心理学=アフォーダンスの最新局面とアーティスト達との刺激的邂逅。絵画、建築、写真、ブックデザインの現場に<レイアウト>の法則を探る。

内容説明

魚や野菜や果物の肌理を見る。人の黒眼と白眼の比率を見る。歩く人の脚の振れ具合を見る。異性を見る。曲がり角の向こうをのぞく。そのような時に知覚していることは、すべてレイアウトである―。絵画からリハビリテーションまで、その本質を光・余白・力のレイアウトとして描き切る、生態心理学=アフォーダンスの平易で画期的な実践への招待。

目次

1 レイアウトの法則(「レイアウト宣言―自然のデザイン原理」)
2 光のレイアウト(「正確に言えば光は見ることができない―絵画とジェームス・ギブソンの視覚論」;「光の経験―デッサン派vs.色彩派」;「包まれる―写真と視覚」)
3 余白のレイアウト(「小屋の力、街の愉しみ」;「ページとフォーマットの劇場」)
4 力のレイアウト(「相撲と無知」;「リハビリテーション―制御・入れ子・協調のデザイン」;「生へといたる消滅―ウイリアム・フォーサイスの動き」)
結 レイアウトのレイアウト(「肌理と粒」)

著者等紹介

佐々木正人[ササキマサト]
生態心理学者。1952年、北海道生まれ。現在、東京大学大学院情報学環・教育学研究科教授。知覚研究のシナリオを完全に書き換えた新たな認知理論=アフォーダンスの最前線で、多数の著作、翻訳監修を手がける。アフォーダンス研究の現在の重心の一つはアート制作とのコラボレーションに置かれており、その研究に垣間見える、人生と表現が入れ子になった知覚世界の探究は、認知科学をはじめとする諸自然科学、哲学、そして無数のフィールドで活躍するアーティスト達からの大きな関心を集めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いわちき

5
一年時、ゼミの推薦図書、当時の僕には難しく挫折したが、今読んでみる。難解な表現が多いが雰囲気で読み進めてゆくと、総じてだいたい僕が作品で語りたいこととニアな感覚について書いてある。 周辺の全てが体を包んでいて、体の一挙一動の意味は、周辺が持っている。人間の動きなんかよりもっとシンプルな、昆虫についてずっと触れてきて、感覚的に思ってたことをすっと言葉にしてくれたようだ。 粒から肌理へ、肌理はレイアウトへ。2016/11/14

yuri9976

4
認知心理学の「アフォーダンス」ってやっぱりよく分からない。この本を読んでも分かるどころかますます分からなくなったwこの本は心理学者JJギブソンの軌跡を辿りながらアートと認知の機微に触れようという試み。はっきり言って最初のエッセイは退屈。でも、後半の対談集はゾクゾク震えるほど面白い。佐々木先生はもっと対談をすべき!できたら私も先生とお喋りしてみたい!!つまらない自分のこだわりを披露しあいながら酒を飲んだら絶対楽しそうだな~と思ったのでほかの著作もたぶん読むw2012/07/12

工藤 杳

3
世界の見方を変えるような本はめったにないけれど、これはそういう種の本だった。ページをめくりつつ私が感じるのは、世界の肌理がありありと立ちあらわれていく様だ。のっぺりした全体としてのレイアウト、包囲光、環境との有機的つながりのなかにいるわたし。繊細にしずかに、しかしラディカルに世界の見え方が変革されていく(それゆえの難しさはある)。建築、アート、写真、舞踏、相撲、デザイン、認識、心理、動物行動、心理学などほとんどあらゆる領域を扱うことで、この本はアフォーダンス理論の可能性そのものでもある。2017/02/23

福島雄一

3
アフォーダンス再入門月間、遠近法と肌理あたりは比較的わかりやすかったかも、お酒を飲みながら他人とアフォーダンスのことを話すと混乱してくるのを克服したい。2016/01/03

邪馬台国

3
かなり難しい本(扱っている題材的にも)だけど、ものの見方が変わる本。凄いとしか言いようがない。時期を置いて再読したいな2010/06/21

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