内容説明
デカルト先生、現代人を激励す。みずからにこだわらず思考と行為に結ばれて、この世を見、この世で働くさまを言い当てたデカルト哲学の今日的読解。
目次
プロローグ いつも「わたし」が見つめている
1 デカルトの道標(あたりまえの精神の働き―『方法序説』;悩んだときに帰るところ―『情念論』;生きるための方法を試す―『省察』 ほか)
2 デカルト的省察(物;秩序;論理 ほか)
エピローグ 懐疑の果ての「無私」へ
著者等紹介
渡仲幸利[トナカユキトシ]
1964年、静岡県生れ。慶應義塾大学文学部卒業(フランス文学専攻)。ベルクソン研究、音楽評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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