出版社内容情報
南京事件や自虐史観を巡る論壇のゴタゴタから,芸術や実存の問題まで,小林よしのりや西部邁,東浩紀など知識人の生態を暴露しつつ若手論客二人が斬りまくる絶好調対談。
内容説明
巷に横行する蒙昧な言論を嗤い、弱虫ナショナリズムと愚民主制を両断する。末世の漂流する現代ニッポンの針路を照らし、日本人の覚悟を問う白熱の激突対談。自虐史観に教科書運動。金融危機に教育崩壊。人権、主権、コソヴォ紛争。国際政治に翻弄され、世界経済に打ちのめされ、息たえだえの現代日本に奇怪な言説が跋扈する。小林よしのり、西部邁、柄谷行人、浅田彰、東浩紀らを爼上にのせ、時にぶつかり時に共感し、戦争を、国家を、芸術を、実存を、あますところなく論じた壮絶なダイアローグ。
目次
第1章 国家の消息
第2章 日本再構築
第3章 現代の戦争
第4章 保守主義の現在
第5章 拡散するカルチャー
第6章 生死