宗教の森

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393331477
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C0014

出版社内容情報

著者紹介:1927年大阪生まれ。同志社大学院神学研究科修士課程修了。主著に「信と不信の文学」未来社「宗教の現在」人文書院「宗教再考」教文館他。 宗教の時代といわれて久しいが、その宗教がはたしてどれだけの人々にこたえているのだろうか?著者は既成宗教の枠を超出して、感覚や身体や魂といわれる内面や深層を含めた全体的な<知>として、知的に学ぶことによる救済(宗教)を唱える。

目次

ブッダの実在性から究極の宗教的倫理まで(吉本隆明)
ドストエフスキーをめぐるイエス観(中村雄二郎)
知による救済としての宗教(河合隼雄)
いまを生きる私の宗教(鶴見俊輔)
私の宗教遍歴(上野千鶴子)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

となりびと

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タイトル通り、宗教という様々な木々の生い茂る森の中に分け入っていくような言葉が続いている。元々は新聞連載のコラムであったらしく、とても優しい内容で書かれているように感じた。本の出版は1993年だけれど、内容に情報的なことを除いて古さを感じないのは宗教が普遍的なテーマだからだろう。また、著名人との対話はそんなコラムの中にあり、森の中で出くわした賢者同士のやりとりのよう。話の合う合わないの違いも非常に読みとりやすい。2014/06/07

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