出版社内容情報
膨大な資料を基に、地下鉄サリン事件以前のオウム真理教を取り上げ、その全容を詳細に分析、オウム真理教の謎の解明に迫る。
内容説明
オウム真理教とは、いったい何であったのか。地下鉄サリン事件以前にさかのぼって教団の全容を詳細に分析し、“宗教”と“社会”の相剋を浮き彫りにする画期的な書。付・詳細年表等。
目次
序論(地下鉄サリン事件以前のオウム真理教;オウム真理教事件の源流―シャンバラ王国幻想から無差別大量殺人への道程)
第1部 オウム真理教の情報発信(教団の映像メディア利用―教祖・教団のイメージはどう創出されたか;オウム真理教ラジオ放送における教化・布教・広報 ほか)
第2部 社会が発したオウム真理教の情報(新聞報道の中のオウム真理教;オウム真理教と雑誌報道 ほか)
第3部 オウム真理教と現代社会(真理党の運動展開と活動内容;オウム真理教の試みたさまざまな事業 ほか)
著者等紹介
井上順孝[イノウエノブタカ]
國學院大學神道文化学部教授、(財)国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター長。1948年生。東京大学大学院博士課程中退。博士(宗教学)。1998年から宗教情報リサーチセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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