基本調味料で作る体にいいスープ

齋藤 菜々子【著】

主婦と生活社（2020/10発売）

• サイズ B5判／ページ数 95p／高さ 26cm
• 商品コード 9784391154863
• NDC分類 498.58
• Cコード C0077

出版社内容情報

手間をかけずとも、たくさんの栄養がとれて、心も体も満たされるスープは、あるだけで安心感すら覚える、温かで心強い存在です。この本では、汁ものとしてはもちろん、主菜にもなってくれるような、満足感のあるスープを提案しています。どのレシピも、塩、しょうゆ、みそといった、基本の調味料で作れるごく簡単なものですから、忙しいときでも気負わずに作れることでしょう。

加えて本書では薬膳に基づいた食材の効能をご紹介しています。食欲がないときはこれ、疲れているときはこれ、と、特定の症状に効能を持つ食材を軸として、レシピを組み立てました。実はこれがスープにもぴったりの考え方。食材を優先して考えても、スープはしっかり包み込んで、おいしく仕立ててくれました。

忙しいときこそ、しっかり食べてほしいのです。せめてスープだけは飲んでほしいなと、私はレシピを通じて願います。なにげない毎日の食事の積み重ねが、明日への活力になっていくと思うからです。あなたの大変な日々の傍らに、この本を置いていただけたらとてもうれしいです。

目次

塩のスープ（和風ポトフ；ゆで鶏と細切り白菜のスープ；ささみときゅうりのさっぱりスープ　ほか）
しょうゆのスープ（鶏肉、青梗菜、ザーサイのスープ；鶏胸肉、もやし、すだちのさっぱりスープ；ささみと三つ葉のかき玉汁　ほか）
みそのスープ（鶏肉とじゃがいものシュクメルリ風スープ；鶏肉となすの中華スープ；鶏胸肉と大根のトマトクリームスープ　ほか）

著者等紹介

齋藤菜々子［サイトウナナコ］
料理家、国際中医薬膳師。一般企業に就職後、忙しい日々の中で料理を作ること、食べることが心身の充実につながることを実感し、料理の道を志す。料理家のアシスタントを務めながら、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[のんぴ]

薬膳の情報も書いてあるので、体を温めたいとき、冷ましたいとき、パワーをつけたいとき、ストレスを取りたいとき、水分代謝を促したいとき、体を潤したいとき、免疫力アップ、アンチエイジング、便秘解消、消化を助ける、血を作る、血流を良くする、材料が書いてあるので、それらを組み合わせて、塩、しょうゆ、みそで味付けする。生姜やシナモンなど香味野菜やスパイスにも薬効が。レシピは肉などたんぱく質も入っているので、年をとったら、スープのみでもいいかも。今はお酒のつまみが必要なので、老後に。

2021/09/14

[たまきら]

表紙がもろ好みで手に取りました。特別なものを買わないでも大丈夫。美味しいは決して特別なことじゃない。そう信じている人による、素朴なはずなのにとても豊かなレシピ集です。写真がまた素敵♡

2021/02/09

[あんでぃあも]

題名に偽りなし。それどころか、食材までも身近なものばかりでこれがあるけど、何作ろうかなぁ〜みたいな使い方もできそうな本です。基本調味料だから味も想像しやすい。使う材料がカットしてバットに並べてあるのもすごくわかりやすくて親切だと思いました。

2023/01/02

[ちゃみ母]

ほっとする美味しいレシピ。家にあるもので作れる、こういうのがいいんだよな。

2023/11/27

[にゃうぴょん]

家にある材料と調味料で手軽に作れるスープが紹介されてます。作り方も簡単で材料の効能も記載されているのも嬉しいところです。材料をバットに一覧できるように並べた写真もわかりやすく作ってみたい気持ちになります。

2023/12/13