出版社内容情報
人気料理研究家・飛田和緒さんが使っているこだわりの道具を紹介。すてきな道具の話がギッシリ詰まっています。
内容説明
本書では、著者が10年以上使い込み、そしてこれからもずっと使い続けていくであろう、暮らし回りの道具たち=10年ものを紹介する。
目次
毎食使う、ご飯鍋
ほのぼの錦鍋
取っ手のない雪平鍋
小さなフライパン
ホウロウの小鍋
丸いまな板
包丁
麻(リネン)
作るお箸
食べるお箸〔ほか〕
著者等紹介
飛田和緒[ヒダカズオ]
1964年東京生まれ。バレリーナ、OLなどを経て、現在は料理家として雑誌、テレビなどで活躍中。着物好きの楚々としたイメージがある一方で、実はアニエスb.好きかと思えば、コスチュームナショナルやダイヤモンドも好きな、ちょっとギラギラとした一面も魅力
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
32
「毎日をしみじみと愛すること」長く使えば使うほど味がでそうな、丁寧に扱いたくなるようなものばかり。素敵なくらし。シンプルビューティーなジュエルクローム魔法瓶が気になりました。カッコいい!また「ダイヤモンドが大好き!」というギラギラ発言に、私も!って思いました(しかも誕生月の石なの)40歳の誕生日の記念に旦那さまと一緒に耳に穴をあけてピアスをするっていうのに仲の良さを感じました。2017/10/25
ちぇしゃ
12
日常使うものにこそ、安物買いにならずに良いものをひとつだけ欲張らずに使えるようにしたい。弘法筆を選ばずといいつつも、良い鍋、良い調理器具や道具を使うと、楽なのです。苦労しなくて作業が進むと気づいたのは、ルクルーゼの鍋を使いだしてからかも。形や重み、その値段の高さには理由がある。が、さすが飛田さんのお道具。あれこれこだわりがあって美しいけど「高値」の花ですねぇ。一気に変えることは無理でも、ひとつずつ大事に長く使えるものをそろえていきたいので、その参考書として使っていきたい2017/08/22
もくたつ(目標達成)
5
飛田さんこだわりの物を紹介する本。多様な和食器の数々に、陶器市がしばしば開催される土地にある実家の食器棚を思い出した。丁寧に手入れをして思い入れを持って物を使いたいと思った。2017/04/16
霧子
5
料理家が10年も大切に使っているものだけに「いいなあ」と思っても、金額をチェックしてたまげるような高額商品ばかりで、真似ができません。でも飛田さんの解説がくわしいので、「湯のみと汲み出しのちがい」「急須と土瓶のちがい」「こういう用途に使うものがあるんだなあ」など、参考になりました。飛田さんは土ものと木のものがお好きのようで、全体的にほっこりとあたたかい雰囲気のものばかりをお選びになっています。2013/09/16
aof
2
数多くいる料理家さんで、最もレシピが美味しい(わたしの好みに合う)大好きな料理家さん。 使ってるものも、シンプルで、使いやすそうで、見てるだけでごはんが美味しくなりそうなものばかり。 飛田さんがやっと暮らしに目を向けたという30代、私はまだまだ向けてないなぁと思いつつ。2018/12/13