遺し書き

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784391125566
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

内容説明

亡き妻・宮崎恭子との愛と別れ、初めて明かされる苦悩と激動の半生。「夫婦とは、人生とは。」名優・仲代が2年の歳月をかけて綴った渾身の記。

目次

1章 男が独りになった時(それは、一番暑い夏の日;グランドフィナーレの幕開け;時の巡礼)
2章 生い立ち、思い出の記(坂道を歩く冬)
3章 二人でひとり(運命;燃える秋(赤秋))

著者等紹介

仲代達矢[ナカダイタツヤ]
1932年東京都生まれ。俳優。俳優座養成所卒業。舞台『幽霊』のオスワル役で鮮烈デビュー、新劇演技賞受賞。『どん底』『リチャード三世』『ソルネス』などの舞台で芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、紀伊国屋演劇賞ほか。小林正樹監督『黒い河』『人間の条件』『切腹』、黒沢明監督『用心棒』『影武者』『乱』と日本を代表する作品に出演。ブルーリボン賞、キネマ旬報賞をはじめとする数々の映画賞にも輝く。テレビドラマにNHK『平清盛』『大地の子』ほか。’75年から俳優を育成する「無名塾」を亡き妻・宮崎恭子(女優、脚本家、演出家)と主宰。役所広司、益岡徹、若村麻由美、中原果南などを輩出。紫綬褒章、シュバリエ芸術文化勲章(フランス)
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感想・レビュー

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三五郎

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仲代達矢がラジオ出演していたとき彼が非常に苦労人であることを知りこの本を読んでみたくなった。あらためて彼のデビューまでの数奇な物語がよくわかった。又結婚してからの宮崎恭子との楽しい結婚生活が優しい文体でつずられていて恭子に対するあふれるような愛情がよくわかり感動した。2010/11/08

リック

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仲代達矢さん、大好きな俳優です。 無名塾出身の俳優さんもたくさん活躍されてますね。昔、奧さんが亡くなられたとき、ずいぶん気落ちされていたのを思い出しました。仲代さんの不遇な幼少期から、俳優になり同じく劇団員宮崎恭子さんとの出会い、別れ、無名塾の創設…。大変興味深く、一気に読んでしまいました。2019/06/30

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