内容説明
古くはホメロスの叙事詩のなかに、そして古来の名画や彫刻など芸術のかたちで、ギリシャ神話の神々や英雄、怪物は息づいており、さらに、哲学や心理学、天文学など科学用語として、あるいは日常語のなかに、いわば現代人の血肉となって脈々と生きつづけている。本書は、この人類の遺産ギリシャ神話を、巧みな語り口で面白く読ませてくれる好著である。
目次
第1章 オリュンポスの神々
第2章 天と地のはじまり
第3章 半神
第4章 寓話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TSUBASA
16
中二病患者のたしなみ、ギリシャ神話に出てくる神々や英雄たちのエピソードを紹介する一冊。やっぱり東西を問わず神話とか伝説って面白い。自然現象を説明しようとする人々の心理が映ったものと考えるのも興味深いし、単純にお話としてワクワクしますわ。でもやっぱりギリシャの神々は女たらしのゼウスを筆頭にヒデェのが多いなという印象(笑)で、本書自体は面白いエピソードをちまちま抜き取った感じで、ギリシャ神話を知ろうとしたら不完全。できればもっと大ボリュームで読みたいなぁ。この手の本はいくらでもありそうだけど。2014/10/16
ころころ
0
図書館で発見。最後にギリシャ神話から生まれた言葉があって面白かった。2014/03/08
ゲオルゲ
0
なんとなく読んでみたけど・・ もう一冊のギリシャ神話に期待かな~2012/09/11